寒露も過ぎ [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
二十四節気で、夜露が凍りそうになる頃という意味の寒露も過ぎて、秋本番の様相を呈してきました。しかしまだ昼間は25℃を越える日もあり、朝晩との気温差に戸惑ってしまいます。空気が乾燥していることもあり、周りには風邪をひいた人が散見されます。日の入りが17時頃となり、夏に比べて2時間近くも日が短くなっていますから、犬との散歩も早めに出掛けないとすぐに暗くなってしまいます。
得意な色 [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
このレンズはこのような花の色をきれいに描写してくれます。青系の色が得意なレンズだと思います。しかし最短撮影距離が45cmなのが残念。もう少し寄れたら良いのになあと思うことがしばしばあります。
久しぶりの晴れ [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
雨や曇りの日が続いていたので久しぶりの晴れの日となりました。しかし9時を過ぎると日差しがギラギラ。毛皮を着ている生き物にとっては相当に暑く感じられるようです。
暑いなあ
もう帰りたい
南の島にて [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
暖かいところでは、縮こまっていた全身の筋肉が緩んで心身ともにリラックスできます。時々無性に南の島に来たくなるのは、心身の弛緩が必要だからなのでしょう。春を飛び越して、一足先に夏を感じて来ました。
友人宅にて [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
20年来の友人に招待され、ランチをご馳走になりました。手作りのローストビーフやベーコン、手打ちパスタなどなど、腕に縒りをかけた料理のオンパレード。今一番ハマっているのがパン焼きだそうで、焼きたてのフランスパンもご相伴に預かりました。凝り性の彼らしい素敵なおもてなしでした。食べるのに夢中でほとんど写真を撮っていなかったのが残念でなりません。
この子も一緒に招待されて期待顔
ご機嫌斜め [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
いつも海岸ばかりではつまらないだろうと思い、山手の公園に連れて行きましたが、この日は非常にノリの悪い一日でした。この子はやはり海の方が好きなようです。
もう歩きたくない、、、の図
送電線の真下で凧揚げをする親子を発見。どんな意図があるのでしょうか。見ている方がヒヤヒヤでした。
鉄塔にはこんな注意書きが、、、、、。
陽光のカーテン [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
傾きかけた日射しが雲間からカーテンのように拡がっていました。
仕事始めの一週間は長く感じましたね。3連休になり、ホッとしています。しかし、1月12日が成人の日というのには未だに違和感を感じます。そもそも成人の日は小正月の1月15日に元服の儀が行われていたことに由来しているはずなのに、1月の第2月曜日と定めてしまったら本来の意味合いが忘れ去られてしまいます。体育の日も然りです。前回の東京オリンピックが開会した日を記念して体育振興の日としたのに、10月の第2月曜日では元々の趣旨が全く無視されています。そうまでして連休を作りたいのなら、祝日を新設してもらっても良いのですけどね。
川沿いを歩く [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
愛犬との散歩では良く川沿いの遊歩道を歩きます。振り返れば生まれた時に住んでいた家からも川が見えましたし、その後の6回の引越し先でも近くに河川があることが多かったように思います。もっとも、国内に一級河川だけでも約1万4千、二級河川を含めると約2万1千にも上りますから、どこに住んでも近くに川があるのは当然なのかも知れません。ところで、一級河川と二級河川の違いをご存知ですか? 私は河川の流域面積とか川幅で決めているのかと思っていましたが、大雑把に言うと管理者の違いであると最近知りました。一級河川は国土交通省が管理、二級河川は都道府県が管理しているのだそうです。
お手紙 [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
誰かが残したお手紙を、一枚一枚クンクン読みながら歩きます。おかげで散歩は全然前に進みません。
Planar T* 50mm F1.4 SSMによりF2.8で撮影。合焦部の解像度と背景の深いボケ味がとても良いバランスを見せている。
散歩道にて [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
Planar T* 50mm F1.4のテストを兼ねて散歩道を歩きます。絞り開放でも合焦部の甘さがほとんどないので、基本はF1.4で撮りたくなります。色が鮮やかで、特に青がきれいに出ます。しばらくはカメラに付けっ放しになりそうです。(2枚目まではF10、3枚目以下はF1.4にて撮影)
SAL50F14Z [Planar T* 50mm F1.4 SSM]
3年半ぶりに新しいレンズを購入しました。ソニー製ツァイスレンズPlanar T* 50mm F1.4 ZA SSMです。以前からZEISSを買うならまず85mmと思っていたのですが、50mmの方が使用頻度が高そうなこと、AFがSSM駆動であること、新しい設計であること、防塵防滴仕様であることなどを勘案して土壇場でこの50mmに心変わりしてしまいました。まだあまり使用していないのですが、数枚撮影してみたところ、絞り開放から画面の隅々までシャープに写り、ボケ味もGレンズに劣らないくらいにスムーズな印象です。上に示した犬の写真は絞り開放F1.4で撮影しましたが、画面の下端でも充分な解像度を見せている一方、画面上部に向かって非常にマイルドにボケていることがわかります。
点光源ボケをチェックするために約2メートルの距離に置いたLEDライトを最短撮影距離(0.45メートル)にフォーカスを合わせて撮影しました。Fig. 1は絞り値をF1.4に設定し、画面の中央、中央上部、左端上部の3点に点光源を置いて各々撮影したものを1枚に合成したものです。画面の周辺部では入射角が大きくなるため口径食が見られることがわかります。Fig. 2は点光源を画面の左端上部に置いて絞り値を変えながら口径食の変化を観察したものです。比較のためにFig. 3とFig. 4にボケの美しさで定評のある35mmF1.4Gで同じ実験をした場合の結果を示します(ただし、フォーカスはこのレンズの最短撮影距離0.30メートルに合わせた)。両レンズを比較すると、Planar T* 50mm F1.4では点光源ボケの輝度が高く、はっきりと写ることがわかりました。また、やや二線ぼけの傾向が見えることもわかりました。これは解像度を優先した結果だと思われます。35mmF1.4Gと比較するならば、Planar T* 50mm F1.4の方がやや硬いボケ味だと言えるでしょう。画面周辺部の口径食は35mmF1.4Gの場合はF2.2まで絞ればほぼ影響がなくなるのに対して、Planar T* 50mm F1.4の場合はF2.2でもわずかに影響が残っていることがわかりました。とは言え、その差は微小であり、絞りを開放にしても画面の隅々までシャープに写る解像度の高さはGレンズを遥かにしのいでいます。Planar T* 50mm F1.4は解像度とボケの美しさを高次元で両立させたレンズと言えるでしょう。この特徴を生かして積極的に絞り開放での撮影を楽しんで行きたいと思います。
Fig. 1 入射角による口径食の違い (Planar T* 50mm F1.4 SSM)
画面周辺部に行くに従って点光源ボケがレモン形になる。やや二線ぼけの傾向が見える。
Fig. 2 絞り値による口径食の変化 (Planar T* 50mm F1.4 SSM)
F2.2まで絞ってもわずかに口径食が残る。
Fig. 3 入射角による口径食の違い (35mm F1.4 G)
Planar T* 50mm F1.4 SSMに比べて柔らかいボケ味。二線ぼけは見られない。
Fig. 4 絞り値による口径食の変化 (35mm F1.4 G)
F2.2まで絞れば口径食の影響はなくなる。