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紅葉狩りトレッキング [FE 24mm F2.8 G]

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 神奈川県松田町にある「やどりき水源林」へ愛犬を連れて紅葉狩りトレッキングに行って来ました。やどりき水源林は神奈川県が水源として保全している丹沢山地の広大な森林の一部で、水源の森林づくりを見て、体験して、交流して、学ぶ場として一般に公開しています。2つのトレッキングコースが整備されており、周遊歩道Aは全行程2.5km、周遊歩道Bは全行程1.5kmのコースになっています。熊除けにウチのワンコと弟のM君と近所のC君の3頭を従えて、周遊歩道Aを歩きました。

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 今年は冷え込みが遅かったためか、紅葉の色付きはあまり良くないようです。モミジは赤と言うよりも黄色っぽくなっていました。トレッキングコースは何回も沢を横切るので、沢に下りたり尾根に上がったりとアップダウンが激しく、2.5kmという距離以上にハードに感じました。沢を渡る一本橋や、急な斜面を下りる仮設階段など、いくつかの難所でワンコが尻込みする場面も見られ、そのたびになだめすかしながら進みました。途中、熊の目撃情報の看板が立っていましたが、ワンコたちのおかげか熊に遭遇することもなく無事に完走することができました。ゴール地点ではリンドウの花が出迎えてくれました。

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Lexus RC 300h [Lexus IS 300]

 愛車Lexus IS 300を24ヶ月点検に出している間、代車としてLexus RC 300h F SPORTをお借りしました。Lexus RCシリーズは4ドアセダンのISシリーズと共通のコンポーネントを多く使用した2ドアクーペスタイルのスペシャルティーカーです。パワートレインもISと同一で、5000ccのV8エンジン、3500ccのV6エンジン、2500cc直4エンジン+モータのハイブリッド、2000cc直4ターボの4種類がラインナップされています。トランスミッションも含めISシリーズと同じものを使用しています。「RC」は「Radical Coupe」の頭文字だそうです。お借りしたRC 300h F SPORTは2500ccのハイブリッドモデルになります。

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 外観は正統的なクーペデザインで、全幅は1840mmとISと同じですが、全高が1395mmとISよりも40mm低くなっています。このため、よりワイド&ローのスタイルが強調されています。ホイールベースはISよりも70mmも短くなっており、回頭性重視のジオメトリを採用したものと思われます。ちなみにRC 350 F SPORTというグレードではLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)と名付けられた4輪操舵システムが採用されており、コーナーで軽快なステアリング・レスポンスが得られるということです。ヘッドライトやテールランプはクーペボディーに合わせてISとは異なる専用デザインが与えられています。

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 インテリアはほとんどISと同じ雰囲気になっていますが、エアコンの吹き出し口が角型であったり、液晶ディスプレイがダッシュボードに埋め込まれていたり、グラブボックスやウインドウスイッチに加飾がされていたり、ドアトリムが凝ったデザインのソフト素材になっていたりと、ISに比べて全体的に高級感が感じられます。

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白と黒の内装がスタイリッシュ

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グラブボックスの装飾はISにも欲しいところ

 乗り込んでみると着座位置が低くて落ち着きます。白のシートがとてもスタイリッシュで格好良いです。走り出すとまずは重心の低さに安心感を感じます。コーナーを曲がっていても安定感が違います。やはりクルマは低重心が正義だと実感しました。ステアリングとサスペンションのセッティングはISとはやや違っていました。ステアリングはISよりも重めでダイレクト感があり、RCの方が断然に好みです。サスペンションは硬めで、ISと比べるとややゴツゴツした感じの乗り味になっています。RCはスポーティーさを演出した味付けになっているようです。ただし乗り心地が悪いというレベルではありません。サスペンションが良く動いているのが感じられ、他のクルマと比べると乗り心地はむしろ良い方だと思います。パワーの面では、ハイブリッド車であることからスロットルペダルを踏み込んだ時の瞬発力は2Lターボ車よりも上になっています。ターボ車のIS 300ではスロットルを踏み込むと一瞬間があいてから加速を始めますが、ハイブリッド車のRC 300hではスロットルを踏んだ瞬間に加速が立ち上がります。特に走行モードをSportやSport+に設定すると意のままに加速できて爽快です。その反面、停止するかしないかの極低速でのブレーキ操作では、エネルギ回生とブレーキパッドの連携にやや不連続性が感じられました。しかしそんなことを感じるのは最初の数回だけで、慣れてしまえば全く問題にはなりません。F SPORTグレードのブレーキはIS 300よりも大径のフロントΦ356mm、リアΦ323mmとなっています(なんとLPレコードよりも大きなディスク!)。これはIS 500と同じサイズのものです。

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大口径ディスクとメーカオプションのオレンジ・ブレーキ・キャリパ

 悪いところはあまりないのですが、ドアが大きいためか、あるいは窓がサッシュレスのためか、舗装が荒れた路面を走るとドアの辺りからビリビリと振動音が聞こえます。ドアのストライカー部分にドアスタビライザーを取り付けることで解決するかも知れませんが、これはメーカー側で早急に根本的な対策をして欲しい点です。後部座席に関しては、2名が乗車できる仕様になっていますが、2ドアクーペであるために決して快適とは言えません。ISよりもホイールベースが短いため、膝前のスペースがほとんどありません。また、後部座席に乗り込むために前席シートを倒す時、あるいは乗り込んだ後に前席を元に戻す時に前席シートは電動で前進・後退するのですが、その動きがスローなために急いでいる時にはイライラするかも知れません。3名以上乗車することが前提ならばクーペのRCではなくセダンのISを選択すべきであることは言うまでもありません。
 RV車全盛の昨今ですが、久しぶりに2ドアクーペのクルマに乗って、改めて低重心であることの安心感や楽しさを感じました。街中でほとんど見かけたことがないので、不人気車種なのかも知れませんが、Lexus RC 300hは走る、曲がる、止まるの基本性能に優れ、ラグジュアリーで乗り心地が良く、コーナリングが楽しくなる大人のクーペでした。

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クーペはこの角度からが一番美しく見える

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金太郎の里を巡るツーリング [ZZ-R1100]

 足柄山地がある神奈川県南足柄市や静岡県小山町には古くから金太郎伝説が伝えられています。金太郎の里と呼ばれるこの地域の峠道を巡るツーリングに行って来ました。最初は南足柄市の市街地から神奈川県道78号線(御殿場大井線)を西に向かって足柄峠(標高759メートル)を目指します。始めのうちは緩やかに登る坂道が延々と続きます。正面にはおにぎりのような矢倉岳(870メートル)が見えて来ます。更に進んだところの脇道を左に入ると金太郎が産湯に使ったと言われる「夕日の滝」が見られます。県道に戻って更に登って行くと、峠に近づくに従って道幅が狭くなり、カーブがタイトになって来ます。登り切ったところが足柄峠になります。峠を越えてしばらく下ると御殿場市街や富士山が一望できる「誓いの丘」に出るのでここで小休止しました。数年前に来た時には鐘があるだけの広場だったのですが、いつの間にか立派なトイレと休憩スペースが出来ていました。しかし残念なことにそのキノコのような真新しい建造物に遮られて富士山をバックにバイクの写真を撮ることが出来なくなってしまいました。しかもトイレは使用料100円でした。

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おにぎりのような矢倉岳を正面に見ながら延々と登る

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金太郎が産湯に使ったと言い伝えられる「夕日の滝」

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更に登ると段々とコーナーがタイトになる

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「誓いの丘」に巨大なキノコが出現して富士山が見えなくなってしまった。これって必要?

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仕方がないので御殿場市街をバックに

 そのまま御殿場まで下りて国道138号線を箱根方面に向かいます。箱根外輪山に差し掛かったところで静岡県道401号線(御殿場箱根線)方面に右折し、長尾峠を通って再び国道138号線まで下りて来ました。このルートは交通量も少なく、適度なコーナーがリズミカルに続くので好きなツーリングコースの一つです。その後、乙女トンネルをくぐって「富士八景の湯」に行き、温泉に浸かりました。雲がなければ露天風呂から富士山の全容が見えるはずなのですが、タイミング悪く雲が出てきてしまったので、この日は富士山の裾野しか見えませんでした。

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条件が良ければ絶景の露天風呂「富士八景の湯」

 午前中から温泉でのんびりし、昼食を済ませたら再び国道138号線で箱根方面へ向かいます。この時期、ススキ目当てのクルマで仙石原あたりは渋滞が見込まれるので、箱根地域に入る手前で神奈川県道731号線(はこね金太郎ライン)に入り、朝来た南足柄方面に戻ることにしました。731号線は林道を再整備して2021年に開通した新しい道路ですが、道幅が狭く勾配が急な上にブラインドコーナーの連続なので、あまり走って楽しい道ではありません。しかし渋滞時の抜け道としてはとても重宝します。金太郎が熊と相撲の稽古をしたとされる金時山(1212メートル)の頂上付近を通るので、神奈川県道としては最も標高が高いところを通る道路ではないかと思われます。無事に渋滞を避けて帰路に就くことができました。

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金時隧道を抜けると最高地点の金時見晴パーキング

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金時見晴パーキングから丹沢山地方面を望む

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