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ハロウィン [その他]

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 近年、異様な盛り上がりを見せているハロウィン。今年はついに渋谷区長から「来ないで」と言われるまでになってしまいました。ハロウィン(Halloween)はケルト文化が起源であるとされています。太陽の季節(Light-half)と冬の季節(Dark-half)の境目が10月31日で、11月1日から始まる新年を祝う祭りが本来の姿だったようです。季節の変わり目にはこの世と霊界の間の門が開くと考えられていたため、悪霊にとりつかれないように人々が悪霊の仮装をして身を隠すというところから仮装の風習が始まったのだそうです。
 日本におけるハロウィンの流行は、コスプレやSNS映えの流行とシンクロしているように思います。ハロウィンと聞くと、1992年にルイジアナ州に留学していた日本人高校生が仮装して民家を訪ねたところ、住民に44マグナムで胸を射抜かれて死亡した痛ましい事件を思い出さずにはいられません。お祭りの中の人と外の人の温度差や認識のずれが生んだ悲劇だったのではないでしょうか。お祭り騒ぎも楽しいですが、他人の迷惑にはならないように、あまり羽目を外さないで楽しみたいものですね。

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プチ・カスタム [ZZ-R1100]

 満29歳になった愛車ZZ-R1100のプチ・カスタムを行いました。点検、修理の際にカウルやフロントスクリーンを外すことが度々ありますが、固定ボルト周辺の塗装が脱着のストレスに耐え切れず、何か所も剥がれてきてしまいました。剥がれた所は白い下地が見えてしまうのでとても気になっていました。大きめの樹脂製ワッシャーで隠そうと思い、適当な物がないか探していたところ、ちょっとお高いですがモノタロウで良い物を見つけました。デイトナやライコランドのグループ会社でオートバイ部品などを扱う株式会社ダートフリークから出ているアルミスペーサという製品です。厚手のワッシャー状の部材に切削加工で凹凸の飾りを付け、着色アルマイト処理で赤色に染めた物だと思われます。届いた実物を見てみると、加工精度が良く着色のムラもないので装飾性は良好です。早速取り付けたところ、良い具合に塗装の剥がれが隠せて目的は充分に達成できました。良く見ないと気付かないくらい些細な、カスタムとも言えないような完全に自己満足の世界です。

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カウルの固定ボルト周辺の塗装の剥がれが気になって仕方がない

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良く見るとこんな風に塗料が剥がれている

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フロントスクリーンの取付ボルト周辺にも剥がれが目立つ

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適切な部品を探していたところ良さそうな物を発見

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とても品質は良い

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Before

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After(完全に自己満足の世界)

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Before

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After

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 バイクいじりのついでに、もう一つ気になっていた所を直しました。それはリアブレーキパッドです。しばらくデイトナの赤パッドを使用していましたが、停止する直前のコントロール性が悪くて困っていました。そっとペダルを踏むと意図した場所よりも前まで行ってしまいますし、それよりも少しだけ強くすると途端にカックンブレーキになってしまうのです。純正パッドのフィーリングの方が自分に合っているので、純正パッドを注文することにしました。カワサキのオンラインショップで部品検索をすると、在庫が非常に少なくなっているようでした。今回は1セットしか注文しませんでしたが、ディスコンになってしまったら困るのでまとめ買いをしておいた方が良かったかも知れません。ブレーキパッドはキャリパーを外さなくても交換できるので交換作業はとても楽です(リアの詳細はこちらフロントの詳細はこちら)。交換後にテストのため少し走らせてみました。まだ完全にアタリが出ていないとは思いますが、それでも停止する直前のコントロール性はだいぶ良くなりました。超低速域での踏力に対する制動力のリニアリティが向上した感じです。赤パッドよりも値が張りますが(以前よりさらに値上げされている!)、やはり純正に戻して正解のようです。

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カワサキ純正指定のトキコのパッド。メタル感が強い。

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初期厚さは約4mm。使用限界は残り1mmまで。

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目視しにくい場所なので、正しく装着できたかどうかはスマホで写真を撮って確認した


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遠足 [70-300mm F4.5-5.6 G SSM]

 まだ猛暑日が頻発していた頃、いつも一緒に遊んでいる仲良しワンコたちを連れて川へ遠足に行きました。身体の大きさは様々ですが、幼い頃から毎日のように会っているのでみんな家族のようです。中には水が苦手な子もいますが、レトリバーたちは我先にと川に入って行きました。流れる木の枝やおもちゃを追いかけたり、スパルタ水泳特訓を受けたり、岩の上で日光浴をしたりと、各犬各様に暑さを忘れて遠足の1日を楽しみました。

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レトリバーは我先にと水に飛び込む

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レトリバーじゃなくてコーギーだけど、泳ぎが得意な水泳部長のMちゃん

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気分はライオンキングのC君

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水が好きではないC君だけど、ちゃんと泳げます

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コーギーチームは一休み

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みんな揃って記念撮影

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入笠山登頂 [nature]

 ワンコと一緒に長野県諏訪郡富士見町にある入笠山(にゅうかさやま)に登って来ました。入笠山(1955メートル)は南アルプス(明石山脈)の最北部に位置し、周辺には入笠湿原や大阿原(おおあはら)湿原が広がっています。標高1780メートルまではゴンドラで登ることができるので、そこから「入笠すずらん山野草公園」→「入笠湿原」→「花畑」→「入笠山山頂」→「大阿原湿原」と巡り、ゴンドラ駅に戻るコースをトレッキングしました。

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ゴンドラ山頂駅にて。雲を被っているのは八ヶ岳。

 ゴンドラに乗って1780メートルの山頂駅に着くと下界の空気とは違って風がサラっと爽やかです。ゴンドラの中では怖くてブルブルと震えていたワンコでしたが、トレッキングコースに入ると尻尾を立てて意気揚々と先頭を歩いて行きます。入笠湿原を越えると花畑と呼ばれる斜面をつづら折りで登って行く登山道になります。1ヶ月早ければ色々な花が咲いていたのでしょうが、9月末ではほとんどの花は終わっていました。山頂に近付くに連れ勾配が急になってきます。山頂へは岩場を通るルートと岩場を迂回するルートがあるのですが、体力温存のため迂回ルートを通って登頂しました。

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入笠山登頂

 山頂から西の方へ下りて大阿原湿原へ向かっていたところ、森の中で突然目の前5メートルほどの至近距離を鹿が横切って行きました。朝の食事中にワンコに驚いて逃げて行ったようです。うちのワンコはリスやら鹿やらの野生動物を見つけるのが得意で、それらの気配を感じるとすぐに追いかけて行こうとします。特に鹿肉は大好物なので(笑)、鹿には目がありません。必死に追いかけようとするワンコを全力でリーシュを引いて阻止しました。安全な笹薮に避難した鹿は心配そうにずっとこちらを見ていました。

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目の前を駆け抜けて行った鹿さん。朝食の邪魔をしてしまってごめんなさい。

 大阿原湿原は木道の上を歩いて湿原をぐるっと1周することができ、典型的な湿原の風景が見られます。しかし、ここまで足を延ばす人はほとんどなく、湿原の入り口で一組のハイカーと出会ってからは誰とも会いませんでした。静寂の中を歩いていると、木道の入り口に貼ってあった「熊の目撃情報アリ」の掲示が頭をよぎります。すると木道の脇に鹿のものと思われる白骨が散乱していました。急に怖くなって、そこからは大声で歌を歌いながら歩きました。

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大阿原湿原

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 合計6時間の行程でしたが天気にも恵まれ色々な体験ができた楽しいトレッキングとなりました。雪が積もったらまたワンコと行こうと思います。

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