プチ・カスタム [ZZ-R1100]
満29歳になった愛車ZZ-R1100のプチ・カスタムを行いました。点検、修理の際にカウルやフロントスクリーンを外すことが度々ありますが、固定ボルト周辺の塗装が脱着のストレスに耐え切れず、何か所も剥がれてきてしまいました。剥がれた所は白い下地が見えてしまうのでとても気になっていました。大きめの樹脂製ワッシャーで隠そうと思い、適当な物がないか探していたところ、ちょっとお高いですがモノタロウで良い物を見つけました。デイトナやライコランドのグループ会社でオートバイ部品などを扱う株式会社ダートフリークから出ているアルミスペーサという製品です。厚手のワッシャー状の部材に切削加工で凹凸の飾りを付け、着色アルマイト処理で赤色に染めた物だと思われます。届いた実物を見てみると、加工精度が良く着色のムラもないので装飾性は良好です。早速取り付けたところ、良い具合に塗装の剥がれが隠せて目的は充分に達成できました。良く見ないと気付かないくらい些細な、カスタムとも言えないような完全に自己満足の世界です。
カウルの固定ボルト周辺の塗装の剥がれが気になって仕方がない
良く見るとこんな風に塗料が剥がれている
フロントスクリーンの取付ボルト周辺にも剥がれが目立つ
適切な部品を探していたところ良さそうな物を発見
とても品質は良い
Before
After(完全に自己満足の世界)
Before
After
バイクいじりのついでに、もう一つ気になっていた所を直しました。それはリアブレーキパッドです。しばらくデイトナの赤パッドを使用していましたが、停止する直前のコントロール性が悪くて困っていました。そっとペダルを踏むと意図した場所よりも前まで行ってしまいますし、それよりも少しだけ強くすると途端にカックンブレーキになってしまうのです。純正パッドのフィーリングの方が自分に合っているので、純正パッドを注文することにしました。カワサキのオンラインショップで部品検索をすると、在庫が非常に少なくなっているようでした。今回は1セットしか注文しませんでしたが、ディスコンになってしまったら困るのでまとめ買いをしておいた方が良かったかも知れません。ブレーキパッドはキャリパーを外さなくても交換できるので交換作業はとても楽です(リアの詳細はこちら。フロントの詳細はこちら)。交換後にテストのため少し走らせてみました。まだ完全にアタリが出ていないとは思いますが、それでも停止する直前のコントロール性はだいぶ良くなりました。超低速域での踏力に対する制動力のリニアリティが向上した感じです。赤パッドよりも値が張りますが(以前よりさらに値上げされている!)、やはり純正に戻して正解のようです。
カワサキ純正指定のトキコのパッド。メタル感が強い。
初期厚さは約4mm。使用限界は残り1mmまで。
目視しにくい場所なので、正しく装着できたかどうかはスマホで写真を撮って確認した