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マウスのお掃除 [その他]

 PC用のワイヤレス・マウス(ELECOM M-IR06DR)のホイールの反応が悪くなってきたので分解掃除をしました。このマウスは動き検出に目に見えない赤外線LEDを使用しているため、マウスを持ち上げても底面から赤や青の刺激的な光が出ません。しかも電池が驚くほど長持ちします。単3電池1本で常時電源を入れたままでも1年以上使えます。何年も前におそらく1000円以下で購入した物だと思うのですが、とても気に入って使っています。後継のM-IR07DRという機種が同様の価格で出ているので買い替えても良いのですが、捨ててしまう前に分解して掃除してみることにしました。
 上下に2つに割ることができそうなので、継ぎ目にマイナスの精密ドライバーを差し込んでこじ開けようとしましたがビクともしません。どこかにねじがあるかも知れないと思って探してみると、底面のテフロンシールの下にトルクスT-6のねじがありました。シールで隠した上にプラスやマイナスのドライバーで回せないようにするとは、相当に開けられたくないようです。ねじを1本外すと上下に殻割りができました。
 問題のホイールの周りを確認すると、長年の埃がたくさん付着していました。ほとんどは犬の細い毛でした。ホイールを斜め上に引き抜くと、回転軸の周りに細い毛がごっそり絡まっていましたのできれいに取り去りました。さらに基板の間に入った埃もピンセットで取り除き、ホイールのロータリーエンコーダ側に入った埃はカメラレンズ用のエアブロアーで吹き飛ばしました。元通りに組み立てると、ホイールの反応がスムーズになっていました。もうしばらくこのマウスを使っていられそうです。

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殻が割れないのでねじを探すとテフロンシールの下にねじ穴を発見

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トルクスT-6のねじが使用されていた

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ホイールの回転軸には犬の細い毛がぎっしりと絡まっていた

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細かい隙間の埃はピンセットを使って取り除く

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ピンセットが入らない部分の埃はエアブロアーで吹き飛ばす

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元通りに組み立てたら復活した

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