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雨が降らない日曜日 [ZZ-R1100]

 東京では11週間続いていた日曜日の降雨が12週目にして遂に途絶え、快晴の一日となりました。秋はツーリングのベストシーズンですが、今年は週末ごとに天気が悪くなる傾向が強く、オートバイに全然乗れていませんでした。久しぶりに快晴となった日曜日ですから、半日ほどZZ-R1100を走らせることにしました。
 問題は行先です。台風15号、19号と直撃が続いたため、箱根の長尾峠や仙石原、足柄峠、道志みち、裏ヤビツ、戸田峠など、お気に入りの峠道はことごとく通行止めや通行規制になっています。幸い椿ラインは通行止めになっていないようなので、湯河原から箱根を回って帰って来るルートにしました。走り出すと朝の空気はひんやりと感じられますが、刺すような冷たさはありません。快晴の日射しの中を走ると丁度良い温度に感じられます。空気はすっかり秋の乾いた匂いになっていました。正面に冠雪した富士山、左側に真っ青な相模湾を見ながら国道134号線および西湘バイパスを駆け抜けます。いつもならたくさんのオートバイで賑わっている西湘PAは先の台風で波に洗われ、レストハウスが損壊してしまったために閉鎖されていました。
 西湘バイパスを石橋まで行き、さらに海沿いに国道135号線を走ります。135号線は特に大きな台風被害は受けなかったようで、問題なく走れました。湯河原から神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線(通称・椿ライン)に入り箱根を目指します。こちらも特に崩落なども見られず通常通りに走れました。ただ、超安全運転の乗用車に行く手を阻まれて自分のペースで走ることはできませんでした。ところが、最高地点の箱根大観山まであと6kmくらいの地点でネズミ捕りを実施中でした。前の乗用車のおかげでサイン会場に招待されることもなく無事に通過することができました。そう言えば、その遥か手前で対向車にヘッドライトでパッシングサインを出されていたことを思い出しました。ネズミ捕りの存在を知らせていてくれたのに、全く気付かずに走っていました。
 大観山SAからも富士山が綺麗に見えました。高台から今まで走って来た伊豆半島方面を見下ろすと、キラキラ光る海面に初島が浮かんでいるのがクッキリと見えました。夏の空気から秋の空気にすっかり入れ替わっていることを実感しました。

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