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ZZ-R1100のオイル交換 [ZZ-R1100]

 来月のユーザー車検に備えてZZ-R1100のオイル交換を行いました。交換するオイルはいつも使っているカワサキ純正のSJ級オイル「R4」です。バイク部品の「はとや」さんでこのオイルをネット注文したところ、おまけで軍手と紙製のじょうごが付いて来ました。自前のラテックス手袋とオイルジョッキを使ったのでこれらは使用しませんでしたが、はとやさんはいつもさりげない気配りが嬉しいショップです。

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オイルを買ったらおまけに紙のじょうごと軍手が付いて来た。嬉しい心配りだ。

 作業を始める前にエンジンを暖機運転します。オイルが少し暖まったらエンジンを止め、オイルフィラーキャップを開けます。ドレインボルトを開けた後でオイルフィラーキャップが固着して開かない事態になったら自走できなくなるので、液体系を交換する場合には必ず出口よりも先に入口を開けるようにしています。オイルフィラーキャップを開けたらエンジンの下部にあるメインドレインボルトを17mmのソケットレンチで緩めてエンジンオイルを抜きます。オイル受けにはビニール袋に新聞紙を詰めたものを靴の空き箱に入れて使用しました。今回はオイルフィルタを交換しないので、一番低いところにあるメインドレイン1箇所のみからオイルを抜きました。この1箇所だけならばロワ・フェアリングを外さなくても作業ができます。オイルが抜けるのを待つ間にドレインボルトの錆をワイヤーブラシで軽く落としてパーツクリーナーで洗浄しておきました。オイルが抜け切ったら新品のドレインガスケットをドレインボルトに装着してトルクレンチを使ってサービスマニュアル指定の29 N・mで締め付けました。今回、ドレインガスケットはカワサキの純正品ではなく汎用品を使用しました。純正品よりも外径が少し小さく、厚さも少し薄かったのですが、古い物を再利用するよりは新しい物の方が良いだろうという判断で手持ちの汎用品を使うことにしました。オイルの出口を閉じたらオイル注入口からオイルジョッキを使って少しずつエンジンオイルを入れて行きます。このエンジンのオイル容量は3.5Lですが、オイルフィルタを交換しなかったので2.7Lくらいしか入りませんでした。オイルフィラーキャップを閉めたらエンジンを少し回して止め、しばらく静置してオイル量が適正か、ドレインからの漏れがないかを確認します。新しいオイルを入れた後は心なしかエンジンが軽やかに回っているように感じるから不思議です。

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3箇所あるボルトのうち一番低い位置にある真ん中のボルトがメインドレインボルト

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今回はキタコの汎用ドレインガスケット(内径12mm×外径20mm×厚さ1.5mm)を使用した

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新しい飴色のエンジンオイルが気持ち良い

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