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秋の夜長はジャズボーカルを [audio]

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 秋の夜長にはJazzyな曲が聞きたくなります。特にスローでシンプルな楽曲を良い音質で聞きたいものです。そこで、このところ良く聞いている女性ジャズ・ボーカリストと彼女らのCDの中から音質の良い物を選んでご紹介したいと思います。
 
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【Yours / Sara Gazarek】
 Sara Gazarekはシアトル出身のジャズシンガーで、2005年にこのアルバム「Yours」でデビューしました。レコーディング当時は23歳だったと思われますが、若々しさの中にも落ち着いた雰囲気があり、実に歌がうまい歌手だと思います。南カリフォルニア大学のThornton School of Musicという音楽の名門校を卒業しているということなので、音楽の基礎がしっかりしているのでしょう。日本でもしばしば公演を行っているようなので、機会があれば是非生で聞いてみたいものです。収録曲はスタンダードあり、オリジナルありですが、どれもスイング感に富み、最初から最後まで心地良く聞けます。
 このアルバムは音質的にも非常にクオリティが高く、お薦めの1枚です。とにかく音場感が素晴らしく、適度なリバーブ量でスタジオの広さが手に取るようにわかります。ピアノ、ベース、ドラム、ボーカルのシンプルな構成ですが、音像の定位が良く、リアリティを感じる録音になっています。録音は、11回もグラミー賞を受賞したベテランエンジニアのAl Schmittが担当しています。
 
【Come away with me / Norah Jones】
 日本でも有名なNorah Jonesは北テキサス大学でジャズピアノを専攻していましたが、20歳のときにニューヨークに移り住み、Blue Noteの社長に見出されて歌手デビューを果たします。実質的なデビューアルバムとなったのが2002年に発売されたこの「Come away with me」で、全世界累計2300万枚の大ヒットとなりました。Norah Jonesは声がとても魅力的な歌手だと思います。このアルバムでも倍音を多く含んだ深みのある声に癒されます。収録曲はかなりカントリーな感じのアレンジになっています。
 録音は音圧でグイグイ押して来るような近年流行りの傾向の音に仕上がっています。ピアニッシモや余韻を楽しむものと言うよりは、どの楽器もクッキリハッキリ聞こえて解像感や存在感を楽しむものと言った印象です。特にボーカルは前へ前へ出て来て立体的に聞こえます。録音はJay Newlandが担当しています。
 
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【Born To Sing / SHANTI】
 SHANTIは逗子出身のシンガーソングライターで、16歳ごろからシンガーとして桑田佳祐、サディスティックミカバンド、CHAR、マリーンらの多くのアーティストと様々な形でコラボレーションしてきた実力派です。2010年にこの「Born To Sing」でメジャーデビューを果たしました。このアルバムではスタンダード、ポップス、サザンオールスターズの「真夏の果実」などを全曲英語詞でJazzyに歌い上げています。英語の発音が流暢で日本人離れしていますが、それもそのはず、お父さんがゴダイゴのドラムを担当していたTommy Snyderさんなのです。
 音質は音場再現が素晴らしく良く、アコースティックギターや歌い手がすぐ目の前にいるかのごとくリアルに感じられます。12曲目に収録されているFly Me to the Moonのイントロでは豊かなベースの低音や鋭いシンバルの高音が含まれているため、機材チェック用の音源として重宝しています。伴奏と歌は同時に録音されたのか、各曲でスタジオの雰囲気が生々しく伝わってきます。録音は日本コロムビアの塩澤利安さんが担当されています。
 
【POP POP / Rickie Lee Jones】
 日本でも人気のあるRickie Lee Jonesはシカゴ生まれのシンガーソングライターです。19歳の頃からロサンゼルスのクラブなどで歌い始めたそうです。1979年、24歳の時にアルバム「Rickie Lee Jones」でデビューし、いきなり全米第3位の大ヒットを記録しました。今回ご紹介する「POP POP」はデビュー後10年以上経った1991年のアルバムで、アコースティックなギターとベースが中心のシンプルな編曲に、Rickieの独特の歌声が映える作品になっています。バックにはジャズミュージシャンを起用し、ややポップス寄りではありますが、デビューアルバム「Rickie Lee Jones」よりはだいぶJazzyで大人っぽいテイストに仕上がっています。Rickieの鼻にかかった甘ったるく覚束ない歌い方が嫌いでなければお薦めできる作品です。
 音質的には弦の響きが非常に心地良く、特にベースの豊かな低音が身体の奥深くまで沁み込んで来ます。Rickieのブレス音が鮮明に聞こえて生々しささえ感じます。録音はElton Johnなどを手掛けたGreg PennyとJohn Edenが担当しています。
 
秋の夜長にジャズボーカルを高音質で楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
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nice!(27)  コメント(8) 

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コメント 8

ナビパ

音楽にはとても無知なんです。
でも聴くのは好きです。
みなさんビジュアルもなかなかですね。^^b
by ナビパ (2016-10-30 14:22) 

slowhanded

ラストのオーディオセットのカットがよろしいですな。
ヘアライン仕立ての外装は高級感がありまする。( ̄▽ ̄)b グッ!

学生時代に刈ったonkyoのオーディオセットはカーボン
スピーカーが劣化して破損してしまったので、最近は
専らDTMで楽しんでます。^^
by slowhanded (2016-10-30 20:02) 

ZZA700

ナビパさん
好きな音楽に浸ることは良いリラクゼーションになりますよね^^
ビジュアルが良いとジャケ買いしてしまいそうになりますから、
売る方も見た目は重視しているのではないでしょうか^^;
by ZZA700 (2016-10-30 20:30) 

ZZA700

slowさん
アンプは自作の物で、無垢のパネルを加工して作りました^^
私もいつかはお気に入りのスピーカのエッジが破れてしまうのではないかと心配しながら使っております。
80~90年代前半に作られたオーディオ機器は総じて品質が良いので
できるだけ長く大事に使いたいと思っています。
by ZZA700 (2016-10-30 20:37) 

さる1号

JAZZボーカルをゆったり聴く秋の夜長、いい雰囲気ですねぇ
やりたいけれど・・・夜のリビングは奥さんに占領されてオーディオが使えません><
PCで鳴らすのもなぁ・・・・--;)
by さる1号 (2016-10-31 12:24) 

ZZA700

さる1号さん
そう言えばリビングは奥様の寝室でしたね(爆)
ワイヤレスヘッドフォンを使うとか?
いや、やっぱりスピーカで聴きたいですよね〜^^;
by ZZA700 (2016-10-31 21:02) 

たくや

なぜかこの時期、似合うんですよね~
by たくや (2016-11-01 09:07) 

ZZA700

たくやさん
ですよね〜^^
気温と関係があるのでしょうか?
by ZZA700 (2016-11-01 20:32) 

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