伊豆山神社 [35mmF1.4G]
伊豆山神社は熱海市街を見下ろす山の中腹(海抜約170メートル)に鎮座しています。資料が残っていないため、創立の年代は正確にはわからないそうなのですが、およそ紀元前5世紀前後ではないかと考えられているようです。紀元前5世紀というと、西洋ではソクラテスやヒポクラテス、東洋では老子や孔子の時代ですから、長い歴史があることがわかります。この神社は源頼朝と北条政子の逢瀬の場であったことから、縁結びの神社としても人気があります。
急な石段を登って鳥居をくぐると手水舎で紅白の龍が出迎えてくれます。赤龍は火の力を、白龍は水の力を掌握する守護神で、この二龍が力を合わせて温泉を生み出すという意味が込められているそうです。温泉の街、熱海ならではですね。ちなみに戦国時代には豊臣秀吉の小田原征伐により伊豆山神社も焼き討ちにあってしまいますが、江戸時代に入ってこれを再建したのが徳川家康だそうです。家康はしばしば熱海に湯治に訪れていたようです。
本殿でお参りを済ませますが、更に奥には白山社と本宮があるので行ってみることにしました。しかし、この山は古くから修験場であるというだけあって、白山社に続く道は参道というよりは登山道といった趣でした。
白山社でお参りをしますが、立ち止まっていると蚊が何十匹も襲ってきて長居はできません。残念ながら本宮への参拝は諦めて下山することにしました。
本殿まで戻って来て、辺りを散策すると意外な物を発見しました。比較的新しい朱塗りの鳥居です。
駐車場入り口にある立派な鳥居を奉納したのはこの方。
そう、キョンキョンこと小泉今日子さんです。念のためググってみますと、やはり歌手で女優の小泉今日子さんが2010年に奉納されたそうです。どうやら小泉さんとお知り合いの神社関係者の方が鳥居建造の任を負っていたらしいのですが、資金集めに苦労して悩んでいたのだそうです。それを知った小泉さんが奉納を申し出て、めでたくこの鳥居が完成したと言うことです。高さ7メートルのこの鳥居は福岡県の職人さんにより作られ、はるばる船に乗ってここまで運ばれてきたそうです。
私も蚊にモテモテで困っています…(((^^;)
キョンキョンやりますね~☆
by メタボ歴4年 (2013-08-04 09:34)
メタボ歴4年さん
蚊は恩を仇で返すから嫌ですよね。痒い物を注入して行かなければ、いくらでも吸わせてあげるんですけどね。
さすがはキョンキョン、やることがビッグですね(^^)b
by ZZA700 (2013-08-04 11:29)
紅白の龍が温泉をつくっているのですねぇ
素敵な言い伝えですねぇ^^
by さる1号 (2013-08-07 21:17)
さる1号さん
なるほどと唸ってしまいました^^
鮮やかな色彩と愛嬌のあるお顔が印象的な龍さんたちでしたよ。
by ZZA700 (2013-08-08 08:25)