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MAZDA2 [その他]

 沖縄滞在中に借りていたレンタカーはマツダのMAZDA2でした。MAZDA2は国内ではかつて「デミオ」という車名で販売されていましたが、2019年9月からグローバルネームのMAZDA2に統一されました。フォルクスワーゲン・ポロ、トヨタ・ヤリス、ホンダ・フィットなどと同じ欧州のBセグメントに分類されるコンパクトカーです。エンジンは直列4気筒の1500㏄で、最高出力は81 kW(110 PS)、最大トルクは142 N・mとなっています。
 運転してみると、1世代前のデミオに比べて色々な点で大きく進化していることを感じました。以前に先代デミオを運転した時には、シートとステアリングホイールを好みのポジションに合わせられなかった記憶があります。しかも妥協できる位置に合わせても、ステアリングホイールがメーターパネルを隠してしまって速度計が読めなくなりました。しかしMAZDA2ではテレスコピックステアリングを採用していることもあり、ドライビングポジションの調整がし易くなっていて、当然ながらメーターが読めなくなることもありませんでした。また、先代のデミオでは高速コーナーでどこかへ飛んで行ってしまいそうな不安を感じましたが、このMAZDA2ではそんな不安を一切感じることなく走れました。ボディーもステアリングコラムもしっかりとした剛性感を感じることができ、路面の継ぎ目などの細かいギャップは何事もなかったかのようにスムーズに乗り越えてくれました。しかし少し大きなうねりがある路面では前後に大きく揺さぶられ、頭がヘッドレストに繰り返し叩き付けられます。ホイールベースが短い上にフロントヘビーなことが不利に働いているのかも知れませんが、サスペンションのセッティングで何とかして欲しい点です。トランスミッションは6速ATなので、可もなく不可もなく快適に走れます。高速道路では100 km/h程度の速度で巡行する分には追い越し加速を含めて特に不満はありませんでした。スポーツモードに設定すればスロットルペダルに対するエンジンの応答が良くなり、必要充分な加速が得られます。燃費もそこそこに良く、旅先の足としてはとても良いクルマでした。

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先代のデミオはステアリングに隠れてメーターが読めなくなったが、MAZDA2では改善されている

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慣れれば使いやすいエアコンの3連ダイヤル

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エンジンルームはスパゲッティ状態。お世辞にも美しいとは言えない。

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上から吊り下げる形のエンジンマウント方法が採られているようだ

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