弟との再会 [その他]
遠目には区別がつかないほどそっくりな弟(左)と姉(右)
弟のM君
うちのリリー
海岸ではすでにオープンしている海の家も
1日中遊んだ後はぐっすりと眠る
マウントアダプター LA-EA4 [その他]
LA-EA4はEマウントのカメラでAマウントレンズを使うためのアダプターで、取り付けたレンズのオートフォーカス(AF)も使えるのが特徴です。マウントアダプター内にトランスルーセントミラー、位相差AFセンサ、AF駆動用モータなどのAマウント用AF機構をそっくり内蔵させることでそれを実現しています。レンズから入った光のほんの一部をトランスルーセントミラーで下側に90度折り返し、下部の暗室の中にある位相差AFセンサに導きます。そこで検出された焦点ずれ量を基にアダプターに内蔵されたモータでAFシャフトを回転させて鏡筒内のフォーカスレンズを動かす仕組みになっています(SSMレンズ、SAMレンズはアダプター内蔵のモータは使わずにレンズ内蔵のモータに信号を送ってAFを作動させます)。そのためマウントアダプタの下側にはAF機構を入れる箱状の出っ張りが付いています。
レンズ(Aマウント)側。AF機構を収納している出っ張りが気になったが実用上の問題はなかった。
カメラ(Eマウント)側
NEX-F3にLA-EA4を装着したところ
Aマウントレンズを装着したところ
このようなキャリングケースが付属する
いたずらニャンコ [その他]
DSC-RX0のストラップにロックオン
床暖房が気持ち良いニャー
雨の鎌倉 [その他]
DSC-RX0で撮影
DSC-RX0で撮影
DSC-RX0で撮影
トヨタ ヴィッツ [その他]
今回借りた車両は2017年の1300㏄モデルでした。走りに関しては予想に反して非常に好印象を持ちました。ステアリングのフィーリングはトヨタのクルマらしく切る時は操舵がとても軽く、戻す時は中点復帰力がやや強めなので、戻し角を意識せずに楽に運転ができます。走り出しはトルクフルで非力さを感じることはありません。しかしさすがに1300㏄なので、スロットルペダルを踏んで行くとパワー不足は否めません。普通に平地を走る分には良いですが、上り坂ではもう少しパワーが欲しくなります。特筆すべきは良く動くサスペンションです。路面のギャップの乗り越え時に嫌な突き上げもなく、乗り心地はとても良いと感じました。少し飛ばして走っても安定感は上々で、タイヤが鳴くくらいのスピードでコーナーを曲がっても、ロールはそれほど大きくならず、接地感を失わずに良く粘ってくれました。軽自動車と比較するのは不公平ですが、どこかへ飛んで行きそうになる前日まで借りていたムーブとは雲泥の差でした。ブレーキも全然効かないムーブとは違い、必要にして充分な効きでした。
問題はエンジンのフィーリングです。ガサゴソと雑に回るエンジンで、音もうるさく、回しても全然気持ち良くありません。せっかく足回りは良くできているのに、エンジンのおかげでFun to driveがややスポイルされているような気がします。エンジンのスムーズさではこの後に借りることになる10年落ちのフィットの方が良かったです。
もう一つの問題点はドライビングポジションです。着座位置は高めで、ペダルとの位置関係からかなり直立した姿勢になります。このクルマの性格上それは理解できるのですが、問題はポジション調整です。座面の高さとステアリングの高さは調整できますが、テレスコピック式ではないため、ステアリングコラムは前後に動きません。一方でシートの前後スライドとリクライニングの調整間隔が粗くて、残念ながらしっくり来るドライビングポジションを見つけることができませんでした。手足の長さは人によって千差万別なので、座面からペダルまでの距離と、シートバックからステアリングホイールまでの距離は独立して細かく調整できる必要があると感じました。また、シートが柔らかすぎて私の好みではありませんでした。これらの影響かどうかはわかりませんが、3日間このクルマに乗った後に腰痛になってしまいました。
更に難点を挙げるとすると、純正カーナビゲーションシステムの使いにくさでしょう。大抵のカーナビは取扱説明書がなくても操作ができますし、そうあるべきだと思うのですが、この純正カーナビはどうやったらしたいことができるのか皆目見当が付かないことがありイライラしました。
ネガティブな点はいくつかありますが、今回ヴィッツに乗ってみて、総合的には良いクルマだと感じました。同じプラットフォームを使用するアクアが何年も販売ランキング上位に居続ける理由がわかったような気がします。この後に借りたホンダのフィットも悪くなかったので、十数年前と比べると国産小型車のレベルがかなり上がったなという印象です。ボディ剛性、ステアリングフィール、サスペンション、ブレーキなどが以前より格段に良くなっていて、A地点からB地点に移動する手段としては充分な性能に達しています。そればかりか、ワインディングロードでも意外に楽しく走ることができました。世界戦略車、共通プラットフォームなど、クルマの製造販売の手法が変化したことによって欧州車と競い合わざるを得ない環境となり、国産小型車の基本性能がワンランク上がったことを実感しました。
こちらはライバルのホンダ・フィット
10年落ちだがエンジンはヴィッツよりもきれいに回る
出雲大社 あれこれ [その他]
厳かな空気が流れる参道
本殿の背後に聳える八雲山が御神山で、禁足地として立ち入りが禁止されている
目の前にあるスタバもシックな趣き
出雲大社 [その他]
2008年から始まった「平成の大遷宮」(社殿の修繕とご神体の一時避難)は2016年に完了し、神様は元の位置に戻っています。前回の遷宮は昭和28年(1953)だそうですから、約60年ぶりということになります。屋根の葺き替えなどが行われたそうです。
一般の人は入れない本殿
大きな注連縄が特徴の拝殿
建物で囲われた向こう側が本来の境内とされていて一般人は入れない
拝殿の大注連縄
宍道湖 [その他]
夕日が美しい場所としても知られていて、宍道湖唯一の島「嫁ヶ島」越しに沈む夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれています。
竹野屋旅館 [その他]
竹野屋は明治10年(1877)に創業されました。140余年の歴史を持ち、出雲大社を参拝する皇室の方々にも利用される由緒正しき旅館です。大社町長でもあった4代目の竹内繁蔵さんが竹内まりやさんのお父様にあたります。その後、お兄様が5代目を継がれ、経営的に厳しい時代もあったようですが、創業140周年を迎えた2017年からは新しい経営者(竹内まりやさんの姪御さんの夫)に引き継がれて現在に至っています。
竹野屋を象徴する本館の建物は昭和4年に建てられたもので、当時の風情を今に伝えています。畳敷きのロビーの隣には、2014年にリリースされた竹内まりやさんのアルバム「TRAD」のジャケット写真に写っている階段がありました。さらに奥へ進むと本館の西側に2016年に改築された新館があります。2016年から2017年にかけての新館の改装や経営の刷新にあたり、竹内まりやさんご自身も大変なご尽力をされたそうです。代々受け継がれてきた竹野屋を自分たちの代で終わらせたくないという想いが強かったのだそうです。また、音楽好きだったお兄様の影響でまりやさんも音楽を好きになったそうなのですが、そのお兄様が竹野屋を継いで苦労されているのを見ているうちに、まりやさんが今まで好きなことをやってこられたのはお兄様のおかげと思うに至ったようです。そのため、いつかお兄様や竹野屋に恩返しがしたいと考えていたそうです。新館の改築や経営の刷新に際しては、夫の山下達郎さんと一緒に何度も家族会議に出掛けて竹野屋の再生について話し合ったということです。今回はその新館の3階に宿泊しました。窓を開けると出雲大社の鳥居が間近に見えました。出雲大社参拝にはこれ以上ない絶好のロケーションです。まりやさんのご実家は出雲大社の参道にある旅館だとは聞いていましたが、これほどまでに近い所とは思いませんでした。さらに近くに目をやると、旅館と棟続きの住居棟が見えました。若き日の竹内まりやさんがビートルズを聴いていたのはあの2階の部屋かな、などと妄想を巡らせると感慨深いものがありました。
新館の1階には大きな食堂があり、宿泊客はそこで食事をします。夕食には、ずわいがに、のどぐろ、和牛などの贅沢な食材を使って丁寧に作られた懐石料理が供されます。BGMには全曲山下達郎さんの楽曲が使用されていました。朝食時には竹内まりやさんの曲が流れるのかと期待していましたが、予想は外れてクラシック音楽でした。フロントの横には控えめに山下達郎・竹内まりやコーナーがあり、CDやグッズが販売されていました。探さなければ見つからないほどの奥ゆかしさには、旅館の雰囲気を壊さず、商業主義にも走らず、それでいてファンをがっかりさせない絶妙の心配りを感じました。
古い物の風情と新しい物の快適性をうまく兼ね備え、心地の良い空間を作り出している竹野屋旅館。一流の料理人が作るおいしい食事や、若い従業員さんたちの一生懸命なおもてなし、そして何といっても出雲大社のすぐそばというロケーションが満足度を高めてくれます。長年の希望が叶い、忘れられない出雲の旅となりました。
昭和初期の風情を今に伝える本館
本館の玄関を入ると畳敷きのロビー
館内はお香が焚かれていた(新館)
「縁の糸」は竹内まりやさんの楽曲のタイトル(本館ロビー)
竹内まりやさんの「愛しきわが出雲」の歌詞から抜粋された書(新館 食堂前)
中庭には子猫の兄弟が
植田正治写真美術館 [その他]
白兎神社 [その他]
拝殿と立派な注連縄
こちらが本殿
因幡の白兎が住んでいた離れ小島
クッキー、ありがとう [その他]
一度目の奇跡の後で
だいぶ痩せたが歩けるようになった
初詣に行けるまでに回復したのだが....
鍋冠山公園展望台 [その他]
鍋冠山公園展望台から南を見ると中ノ島と重なるように端島(軍艦島)が見える
路面電車と稲佐山
グラバースカイロードで丘の中ほどまで登ったところにある南山手レストハウス(旧清水氏住宅)
鍋冠山公園展望台から見た長崎港
長崎駅のイルミネーション
街のどこからでも見える稲佐山
コスモス [その他]
ボーイング777-300ER [その他]
湘南平 [その他]
湘南平にある平塚テレビ中継局の電波塔
「愛の南京錠」の発祥の地。以前よりもだいぶ数が少なくなったようだ。
小田原方面を望む
江ノ島方面を望む
伊勢原、大山方面を望む
東京まで平野が続く
VG-C99AM [その他]
いつもメインで使っているカメラ(α99)に縦位置グリップ(VG-C99AM)を導入してみました。普段、縦位置で撮る写真が多いため、以前から気になっていた商品なのですが、無くても写真は撮れることから今まで購入には至っていませんでした。α99IIが出て旧型モデル専用のオプション品となってしまったからでしょうか、格安で販売されているのを見つけましたので、遅まきながら購入してみることにしました。
カメラに取り付けるとこんな感じになります。
スイッチ類は横位置で構えた時と同じ位置にあるので操作で戸惑うことはありません。欲を言えば再生ボタンも付けて欲しかったですが。
縦位置で使うときにはこんな感じになります。ビューファインダが下の方に来てしまうので少々違和感があります。また、グリップの彫りが若干浅いようで、指先が当たる部分が少し窮屈な感じがします。グリップを握った手を下ろして長い時間歩くようなシーンではカメラ本体のグリップを持った方が楽でした。
カメラ本体に対して3本のピンで位置決めをし、三脚用のねじ穴で固定する仕組みになっています。電気的にはカメラの底面にあるコネクタを介して接続されます。他のモデル用の縦位置グリップはカメラ本体のバッテリ室内で電気的接続を行うため、そこに挿入する大きな突起があることが多いのですが、VG-C99AMにはそれがないので外して持ち歩くには都合の良い形状になっています。ちなみに新型のα99II用の縦位置グリップはα77と共用になり、大きな突起があるL字型の形状になってしまいました。
グリップの中にはスペアバッテリを2本格納できますので、カメラ本体のバッテリと合わせて3本体制にすることができます。3本のうち1本でも装着されていればカメラを使用することができます。
スペアバッテリは付属のマガジンに装填してグリップの中に押し込みます。バッテリは並列接続されるのではなく、次の順番で一つづつ消費されて行きます。
(1)縦位置グリップの中の2つのうち、充電量の少ない方→
(2)縦位置グリップの中の充電量の多い方→
(3)カメラ本体に入れたバッテリ
カメラ本体に入れたバッテリは縦位置グリップを外さないと取り出せませんので、このような順番になっていると思われます。空になったバッテリから外して充電できるので便利です。私はカメラ本体にはバッテリを入れずに、縦位置グリップの中の2本体制で使おうと思っています。
使用してみたインプレッションですが、当然ながら縦位置での撮影が非常に楽になりました。今まで右手を上に回してカメラを縦にしなければならなかったところを、横位置と同じように脇を締めて構えることができます。これは手ぶれ防止に非常に有効です。また、楽な姿勢で構えられるので、縦位置で水平を出すのが容易になりました。 さらに、バッテリが複数装着できるので、1日中撮り歩いてもバッテリ切れを心配することなく、バッテリ交換が不要になり撮影に集中できます。
気になる点は、カメラ本体は金属製でしっかりした作りですが、縦位置グリップは筐体がプラスチック製なので、縦位置で握ったときに剛性感の違いを感じてしまうことです。また、シャッターボタン、前後ダイヤル、マルチセレクタの各部品はカメラ本体とは違う仕様の物を使っているようで、タッチが微妙に異なります。α99本体のタッチがねっとりした感触なのに対して、縦位置グリップのスイッチ類のタッチは軽快な感じがして、α700のフィーリングに似ています。どちらかと言うとα700のタッチの方が好きなので個人的には好ましい方向なのですが、縦横で同じ操作感を目指すなら本体と統一した方が良かったような気がします。もう一つ付け足すならば、当然のことながらカメラに装着した状態では大きなカメラバッグでないと入らなくなってしまいます。しかし、取り外した状態では運びやすい形状なので、これは大きな問題にはならないでしょう。
総合的な印象をまとめると次のようになります。
【利点】
・バッテリ切れやバッテリ交換の心配から解放される
・縦位置でも脇を締めて構えられる
・縦位置で水平を取るのが容易になる
【気になる点】
・プラスチック製のため、カメラ本体よりも剛性の低さを感じてしまう
・スイッチ類のタッチが本体と異なる
縦位置での撮影が多い人、バッテリ切れの心配から解放されて撮影に集中したい人には強くお薦めできるアイテムです。
ドア・クローザを塗装 [その他]
海が近いと塩害によりあらゆる金属が腐食してしまいます。バルコニーのドア・クローザも例外ではありません。前から錆や塗装の剥がれが気になっていましたが、どんどんひどくなって来ましたので再塗装することにしました。
鉄製のアーム部分の錆が広がって来ています。アルミ製の本体は塗装が腐食して浮いている状態でした。
まずは分解して古い塗装を落とします。ワイヤーブラシを使って浮いている塗膜を剝がして行きます。
更にサンドペーパを使って落とせる塗膜はできるだけ落とします。スポンジ状のブロックに面ファスナーで貼り付けられるタイプのサンドペーパを使うと作業しやすいです。
古い塗膜が剝がれたら、錆止めを下塗りします。
通常良く見かけるのは茶色の錆止めスプレーですが、上塗りが白なのでグレーの錆止めスプレーを探して購入しました。
錆止めが乾燥したら白の上塗りをスプレーします。
上塗りには腐食に強そうな「高耐久シリコン配合」と謳われたものを使用しました。しかし、シリコン(silicon)ではなくシリコーン(silicone)の間違いだと思います。シリコンは半導体のケイ素(Si)を指し、シリコーンはシロキサン結合(-Si-O-Si-)を持つ高分子の総称なので、両者は全くの別物です。もちろん塗料に配合されているのは高分子の方です。同様の間違いは商品のラベルのみならずテレビの番組等でも時々目にします。
ドア・クローザ本体はドアに付けたまま塗装しました。ガラスに塗料が付かないように厳重にマスキングしてスプレーします。
一昼夜そのままにして塗料が良く乾いたらアームを元通りに組み付けて完了です。完成写真を撮り忘れましたが、錆びていたドア・クローザは元のように真っ白に蘇りました。これで2~3年はもってくれるでしょう。
初日の出 2017 [その他]
新年あけましておめでとうございます。
今年は冷え込みが緩み、比較的暖かい元旦の朝となりました。
地平線付近に雲が出ているので、日の出時刻になってもお日さまが顔を出しません。
やっと雲間から太陽が見えてきました。
2017年の初日の出です。
富士山が朝日に照らされてお目覚めです。
2017年が皆様にとって素敵な1年となりますように。
今年もどうぞ宜しくお願い致します(↑まじめ顔)
湘南国際マラソン [その他]
12月4日に第11回湘南国際マラソンが開催されました。湘南国際マラソンはフルマラソン、ハーフマラソン、10km、ファミリーランの4カテゴリーで合計24,000人が参加する大きな大会です。フルマラソンは神奈川県大磯町を出発し、江ノ島入口で折り返し、大磯プリンスホテルでフィニッシュします。全行程が海岸沿いのフラットなコースになっており、高低差は10m程度しかありません。今年は風も弱く快晴の下でのランとなりました。気温がやや高かったのがランナーにとっては難しい条件になったかも知れませんが、みなさん元気で楽しそうに走っていました。季節柄、サンタクロースのコスプレをして走っている人も多く見受けられ、沿道の人々を楽しませてくれました。
フルマラソンには19,000人のランナーが参加した
サンタのコスプレで走る人も
復路は富士山に向かって走る
全員が復路に移ると往路の交通規制が解かれる
箱根神社 [その他]
Manfrotto MK190XPRO3-3W [その他]
江ノ電の車両 [その他]
江ノ電こと江ノ島電鉄の車両を見ていると、案外たくさんの種類が走っていることに気付きます。いったい何種類あるのだろうかと調べたところ、現行の車両は6種類あることがわかりました。今までに撮った写真を確認してみると、そのうちの5種類が写っていましたのでご紹介します。
<20系>まずは20系から。2編成しかないらしいのですが、一番数多く写っていました。2002年から導入された比較的新しい車両です。フロントのレトロな雰囲気の窓とライトが特徴です。
わずかに残る鉄道・道路併用部分を走る20系。ここは半径28mの急カーブになっている。(腰越交差点にて)
腰越駅を出発する20系
七里ヶ浜駅に停車中の20系
<300系>現役車両で一番古いのが300系です。個人的には江ノ電と言うとこのタイプの車両を思い出します。1956年から導入が始まった車両で、6編成12両が製造されました。制動装置などを更新しながら長きにわたり使われ続けましたが、現在ではこの1編成2両だけになってしまいました。
七里ヶ浜駅付近を走る300系。現役車両で最も古い。
<1000系>1979年に登場した1000系は、それまでの古い車両に比べてとてもモダンで画期的だったようです。色々なカラーリングが施され、今でも6編成12両が活躍しています。
江ノ島駅に停車中の1000系
江ノ電らしからぬクリーム色とその後ろの青い列車。何れも1000系。(江ノ島駅にて)
1000系と2000系の競演(七里ヶ浜駅付近にて)
<2000系>2000系は1990年に登場し、グッドデザイン賞を受賞した車両です。大きなフロントガラスを備え、運転席の横に進行方向に向いて座れる客席が設置されているので、運転手気分で乗ることができるのが特徴になっています。3編成6両が走っています。
民家の軒先から出てくる2000系(稲村ヶ崎駅付近にて)
<10系>5番目に紹介するのは1997年に開通95周年を記念して造られた「レトロ⾞両」の10系です。オリエント急行を思わせる外観と木材を使ったゴージャスな内装が特徴です。車両の構成や性能は前述の20系と同じだそうです。写真には写っていませんが、顔も20系に似ています。特別仕様的な存在なので、10系と呼ばれるのはこの1編成しかありません。
海沿いを走るレトロ車両の10系(鎌倉高校前駅付近)
<500系>まだ写真を撮ったことがない唯一の車種が2006年に導入された最新鋭の500系です。VVVFインバータ搭載の省エネ車なのだそうです。2編成が走っているということなので、近い将来写真に収めることもできるでしょう。機会があったら紹介したいと思います。
iPhone SE [その他]
国内で初めてiPhoneが発売されて以来、iPhone3G、iPhone4sとSoftbankのiPhoneを使い続けてきました。しかし、多くのMVNO(Mobile Virtual Network Operator : 仮想移動体通信事業者)がしのぎを削り、通信料金がこなれてきたことから、遂にSoftbankから離れる決心をしました。2年縛りが切れるまであと1年残っていますが、違約金を払ってでも乗り換えた方が良いと思える事業者がいくつか出てきたので、すぐに乗り換えることにしました。これに伴い5年間使ったiPhone4sも新しい端末に替えることにしました。今までiPhone4sを長く使ってきた理由として、3.5インチの画面サイズが使いやすかったことが挙げられます。現在のスマートフォンは5インチ前後のディスプレイ・サイズが主流で、片手で操作するにもカバンに入れるにも大き過ぎて触手が伸びなかったのです。現行機種で小さいディスプレイを搭載したスマートフォンは皆無と言っても過言ではありません。せいぜい型落ちしたXperia J1 Compactくらいしか選択肢はありませんでした。そんな折にAppleから4インチのiPhone SEの発表がありました。絶妙のタイミングに、迷うことなくこれを購入することにしました。Apple StoreにSIMロックフリーのiPhone SEをオンライン注文すると、発売日の2日後に商品が届きました。ちなみにSIMロックフリーとは特定の事業者のSIM(Subscriber Identity Module:電話番号などの識別情報が記録されたICカード)でなくても通信できる状態を言います。
いよいよ開封の儀です。iPhoneの箱は相変わらず凝った作りになっています。高級感のある紙製の箱は寸法精度が非常に高く、蓋を開けるときには茶筒の蓋を開けるときのような空気の負圧抵抗を感じます。また、箱に印刷されているiPhoneの写真は型押しの凹凸により立体的になっており、箱の表面を触れると本物のiPhoneがそこにあるようです。ここまで包装にコストをかけられるのはiPhoneならではでしょう。密閉感を感じながら蓋を取るとiPhone SEとのご対面です。
取り出してみると、デザインは全くと言って良いほどiPhone5sと同じです。これならばケースや液晶保護フィルムは既に数多く流通しているiPhone5sの物をそのまま使えます。
本体が入っていたトレーの下にはSIMホルダを開けるためのピンが付属しています。
さらに箱の底にはLightningケーブル、ACアダプタ、イヤホンマイクが整然と収められています。イヤホンのケースは日常の持ち運びにも使えそうな物ですが、残念ながら私の耳の形状はAppleのイヤホンと相性が悪く、歴代のイヤホンは一度も使ったことがありません。
ドキュメントはたったこれだけ。Macintosh時代からの慣わしで林檎マークのステッカーが付属しています。
今回選んだMVNOはDMM mobileです。3GB/月の通話SIMで¥1500/月と、ほぼ業界最安値でした。回線はdocomoのものを使っています。この基本料金の安さと、月内に使い切れなかったデータ量は次の月に持ち越しができることが選択の決め手となりました。乗り換え手続きは思ったよりも簡単でした。まずSoftbankに電話して解約の意思表示をし、電話番号をそのまま使うためのMNP(Mobile Number Portability)予約番号を発行してもらいます。このMNP予約番号は有効期限が14日間しかないので注意が必要です。次にDMM mobileのホームページから新しいSIMの申し込みをします。このときにMNP予約番号を入力しますが、有効期限が10日以上残っていないと受け付けてもらえません。通話SIMを申し込む場合は本人確認書類をアップロードします(データSIMの場合は不要)。私はiPhone4sのカメラで運転免許証の写真を撮影してアップロードしました。するとすぐに受付完了のメールが届きました。ここまでを日曜日に行いました。すると月曜日には本人確認完了のメールと、初回利用料金決済完了メールが届きました。火曜日にはSIMの発送メールが届き、水曜日にはSIMが配達されました。一連のサービスは非常にスムーズで「待たされ感」がなく好感が持てました。SIMが手元に届いたらDMM mobileのホームページから電話番号切り替え申し込みを行います。すると2時間くらいでSoftbankの回線が使えなくなり、自動的に解約になります。このとき、新しいSIMは使える状態になっています。あとはそのSIMをiPhone SEにセットしてiPhoneのセットアップを行うだけで移行完了です。正味3日間で移行ができ、回線が使えなくなる期間はほとんどありませんでした。ただし、電話番号切り替え申し込みがweb上で行うにも関わらず10:00~19:00しか受け付けてもらえないのが少々不便でしたので、そこを改善してもらえたら言うことなしです。
上の写真は今まで使ってきたiPhoneたちです。左から、iPhone3G、iPhone4s、iPhoneSEになります。初期のiPhone(写真左)は丸みを帯びてふっくらしたデザインだったことがわかります。厚さはSEに比べるとだいぶ厚いですが、角が落とされているので非常に良く手にフィットしました。てのひらに乗せた状態で親指を伸ばして画面に触れるのが非常に楽で、片手で操作しやすいように考え抜かれたデザインになっていました。iPhone4になると少し直線的なデザインに変更されますが、画面サイズはそれまでと同じ3.5インチが踏襲されていました。横幅と長さはほとんど変更ありませんでした。角張った形状が故に、手へのフィット感は3Gよりも多少落ちますが、厚さが薄くなっているので片手でも充分に操作できました。クレジットカードよりもやや小さいくらいのディスプレイサイズが絶妙で、画面の隅々まで親指が届くことが操作性の良さの秘訣になっています。ステンレスの外枠を表と裏からガラス板でサンドイッチしたような、シンプルかつ高級感あるデザインが秀逸でした。しっかりした剛性感と、ずっしりとした重量感が所有することの喜びを感じさせてくれます。歴代のiPhoneの中でこのiPhone4(4s)のデザインが一番優れていたのではないかと思います。一方iPhoneSEを見てみると、薄くなっている割に面積が大きくなっているので、先代の2つのデザインに比べると、iPhone6ほどではないものの少々華奢に見えます。また、アルミの筐体はiPhone4sの2枚のガラス板ほどの剛性感はなく、手に持った感触からもiPhone4sに比べてひ弱さを感じてしまいます。また、画面が縦方向に長くなり4インチとなりました。そのわずかな差が操作感に大きく影響しています。片手で操作するときに、親指が隅から隅まで届かなくなるため、無理して操作しようとすると落としてしまいそうになります。3.5インチという画面サイズがいかに理に適っているかを改めて実感しました。iPhoneSEの性能面では、グラフィックの処理速度が何倍も向上していて、画面表示やスクロールがiPhone4sと比べると劇的に速くなっています。予想では通信速度が3GからLTEになる効果が一番強く感じられるのかなと思っていたのですが、それよりもグラフィック性能の向上の方が遥かに感動的でした。
短命すぎるLED電球 [その他]
ダイニングのシャンデリアで使っている6つのLED電球のうちの1つが点灯しなくなりました。この照明器具は1年半前に購入した物なので、1日8時間使用したとしてもまだ4,000時間余りしか使っていない計算になります。器具の保証書を見ると1年間の保証となっていて、もうすでに期限切れ。しかも電球は保証外となっていました。ならば電球メーカーの保証期間は?と思って調べてみると、メーカーは堂々と製品保証はしないと宣言しています。旧来の白熱灯だったら確かに保証は難しいでしょう。しかし、寿命が40,000時間と高らかに謳った上に、白熱灯の10倍もの価格で売っておいて、白熱灯以下の寿命で使えなくなっても知りませんとは、詐欺以上に悪質な感じがします。メーカーの低品質のツケを全部消費者が払わなければならないことになります。パッケージには確かに「定格寿命は設計寿命であり、寿命を保証するものではありません」と書いてありますが、設計時の10分の1の性能しか有していない製品って、そもそも不良品ではないでしょうか。工業製品なので一定の割合の故障や不良は仕方ないと思います。しかし、寿命をセールストークとして売ったのならば、明らかに寿命が短い不良品にはそれなりの補償をするのが正しい企業姿勢だと思います。
またすぐに壊れるのは嫌だったので、他のメーカーにしたかったのですが、色味や明るさや形状が他の5つと違ってしまうのは格好が悪いので、仕方なくまた同じ会社の物を購入しました。しかし、どうも納得がいきません。このモヤモヤをぶつけるところがないので、「不良品」をバラバラに分解してストレス解消を図るとともに、故障原因を調べてみることにしました。LEDが切れてしまうことは考えにくいので、おそらく電源回路の問題ではないかと予想しました。
電球のドーム状のところはプラスチック製で、メタル部分との境目にドライバーを刺して捻ると簡単にはずれました。中には8個のLEDが入っていました。LEDを一つずつテスターで調べると、順方向電圧降下は全部0.75V前後を示し、逆方向の導通は無し、と典型的なダイオード特性を示しましたので、想像した通りLEDは壊れていませんでした。
更に分解を進めると、LED基板の裏にはアルミ板が貼ってあり、さらにその基板全体は厚さ2mmのアルミプレート(上の写真の右端)の上にねじ止めされ、口金と一体になったメタル製の容器に接着されていることがわかりました。ここまで金属を多用した構造にしているのは、発生する熱を逃がすためだと考えられます。LEDで発生した熱は基板の裏のアルミプレートを通して電球の下半分の銀色のケースに伝えられ、大気中に放散されるようになっているようです。メタルのケースの中には電源回路が入っていました。両面実装になっていて、基板の裏にも数十個の表面実装部品が載っています。想像していたよりも規模の大きな電源回路です。一番怪しいのが2つの電解コンデンサなので、容量を測定してみました。青い方はほぼ正しい容量でしたが、黒い方はほとんど容量がありませんでした。その先につながっている回路がパターンから判別出来なかったので定かなことは言えませんが、このコンデンサが限りなく怪しいです。それほど温度が上がったとも思えないのですが、もしかしたら熱でコンデンサが壊れてしまったのかも知れません。
それにしても宣伝文句の10分の1の寿命しかなかった場合には誇大広告にならないのでしょうか。メーカーにはこのような場合の対応を真面目に考えていただきたいです。
寿命が40,000時間なんて真っ赤な嘘
最初から逃げ道を作って低品質のツケを消費者に払わせている(下から3行目)
レンズキャップ考 [その他]
たかがレンズキャップ、されどレンズキャップ。大切なレンズを守るアクセサリーですから、その役割は重要です。ソニーの純正レンズに付属しているレンズキャップはポリスチレンのような硬い材質で、かつ裏面に複雑なバネ構造を持つため、使っているうちにバネ部分が折れてしまいます。特にアスファルトの路面などに落としてしまうと十中八九折れます。バネ部分が折れてしまうとレンズ枠の内側で突っ張る力がなくなりますので、すぐにキャップが外れてしまって役に立ちません。αマウントの純正レンズキャップはミノルタ時代からこの材質と構造が大いに不満でした。
【ソニーの純正レンズキャップ おもて側】 材料はポリスチレンのような軽くて硬いプラスチック。
【ソニーの純正レンズキャップ うら側】 細くて複雑な形状のバネがすぐに折れる。中央付近の(><)のような形状をした部分が3か所折れている
【ミノルタ時代(1993年頃)の純正レンズキャップ おもて側】 材料はソニー品と同じ軽くて硬いタイプ。
【ミノルタ時代(1993年頃)の純正レンズキャップ うら側】 バネは円周に沿ったシンプルな形状だが、耐衝撃性はあまり高くない。
そこで愛用してきたのがKenkoのKLC-100シリーズというレンズキャップです。こちらはPOMかABSのような材質で、比較的バネ弾性に富み、衝撃を与えてもバネが折れることがありません。バネの構造自体もシンプルなようです。
【KenkoのレンズキャップKLC-162 おもて側】 材料は若干重くてやや弾性のあるPOMかABSのようなプラスチック。
【KenkoのレンズキャップKLC-162 うら側】 カギ型のストッパや中央のスライドガイドが特徴的。
先日、また純正のキャップが1つ役に立たなくなり、例によってKenkoのKLC-100 シリーズを買い足しに行きました。ところが、欲しかったΦ62mm(KLC-162)の在庫がありません。仕方がないので似たような物がないか探してみると、PENTAXの純正レンズキャップ(O-LC62)が同様の材質と構造であることがわかりました。しかもお値段が大幅に安いのです。ソニーのレンズにペンタックスのロゴの入ったキャップを付けるのも何ですが、機能優先ということで1つ買ってみることにしました。手持ちのKenko品と購入したPENTAX品を比較してみると、表側のつまみや溝、ロゴが入る部分の座繰り形状、裏側のバネ仕掛けのスライダなど、主要部のデザインが酷似しています。おそらく、KenkoもPENTAXも同じメーカから購入しているものと思われます(金型は異なるものを使っているようですが)。しかも、PENTAX品の方が金型精度が良いようで、スライドつまみ部分のガタが小さく、真っすぐにスライドします。安くて精度が良いのですから、次回からはPENTAXの方を買おうと思います。
【PENTAXのレンズキャップO-LC62 おもて側】 ペンタックスのロゴを取るとKenko品にそっくり。
【PENTAXのレンズキャップO-LC62 うら側】 カギ型のストッパや中央のスライドガイドがKenko品と同じ構造。
参考までに銀塩フィルム時代のPENTAXのレンズキャップと比較してみると、現行製品の方がより耐衝撃性の高い弾性のあるプラスチック材料を使用しており、スライド部のデザインも進化していることがわかります。こんなところにも技術の進歩を見つけることができます。
【PENTAXの2001年頃のレンズキャップ おもて側】 材料はミノルタやソニーと同様のもの。
【PENTAXの2001年頃のレンズキャップ うら側】 スライド部は現在のものとは異なる構造をしている。
ただし、古いものはMade in Japanなのに対して、現行品はみなMade in Chinaになっています。これも時代の流れでしょうか。
初日の出 [その他]
あけましておめでとうございます。旧年中はたくさんのご訪問ならびにnice!やコメントをいただき、誠にありがとうございました。今年も光と影が織りなす自然のアートを、その美しさをできる限り損なわないように写真として記録して行けたらいいなと思っています。拙いブログではありますが、今年も皆様にご訪問いただけたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
今年の元旦は天候にも恵まれ、きれいな初日の出を見ることができました。
夜明け前から日の出を待ちましたが、風はほとんどなく、暖冬でもあるためか、それほど寒くありませんでした。
いよいよ初日の出です。海岸には例年よりも多くの人が見に来ていました。
富士山も朝日に照らし出されて来ました。
もちろん、この方も一緒に見ました。
オートキャンプ [その他]
ワンコ連れの2家族でオートキャンプ場へ行きました。車を横付け出来るので荷物の積み下ろしは楽な上に、ワンコたちも柵の中を自由に歩き回れるので、人にも犬にもとても快適な環境でした。木漏れ日の中でそよ風に吹かれているとウトウトと寝てしまいそうになります。一休みしたら夕食の準備に取りかかることにしましょう。
CPU冷却ファンのグリースアップ [その他]
5年前に買ったホームノートPC(富士通LIFEBOOK AH550/5A)の冷却ファンの音がうるさくて気になるので分解して調べてみました。このPCには一応Core i5が載っているので、できればあと何年かは頑張って欲しいのです。
まずは裏返してバッテリーを抜き、HDDをはずします。
ODDと表示された2本のネジを抜けば光ディスクドライブもはずせます。
はずせるネジは全部はずします。
次に液晶ディスプレイのヒンジ部のネジを取り、ヒンジカバーをはずします。
するとキーボード奥のスイッチパネルをはずすことができます。
キーボードを裏返してフレキシブルプリント基板(FPC)を抜きます。
FPC用のコネクタは両脇のアクチュエータ(スライダー)を手前にスライドさせるとロックがはずれてFPCを引き出すことができます。
スピーカ配線のコネクタを抜きます。
続いてタッチパッドのフレキシブルフラットケーブル(FFC)も抜きます。これも茶色のアクチュエータを手前にスライドさせるとロックがはずれます。
ここまで来ると、筐体の上側シェルをはずせるようになり、メイン基板とご対面です。
基板を下側シェルに固定しているネジをはずして、PCカードスロットを基板に固定している2本のネジもはずすとメイン基板を裏返すことができます。
やっと冷却ファンが見えて来ました。
冷却ファンは東芝ホームテクノ製MCF-S6055AM05B(DC5V 330mA)という製品ですが、PCパーツ屋さんの値段を見ると、おそらく数十円の部品に1500円から7000円という高値が付いていました。今回は清掃とグリースアップだけにして様子を見ることにします。
羽根側に磁気ヨークがあって、磁力で吸い付いているだけなので、簡単に羽根をはずせます。やはり劣化したグリースが固まって、油っ気が全くない状態でした。
シャフトに爪楊枝でグリースを塗ります。モリブデングリースしかなかったので、見た目は黒くて汚いですが、粘度が低いので抵抗にならなくて良いでしょう。あとは元通りに組み立てて終了です。
あれ?なぜかネジが2本余りましたが、見なかったことにしましょう。