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スコットホール [35mmF1.4G]

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新宿区西早稲田にスコットホールと呼ばれる赤レンガ造りの古いホールがあります。このホールはキリスト教精神に基づく様々な活動を行っている学生センター「早稲田奉仕園」の一施設です。早稲田奉仕園は1908年(明治41年)に宣教師H.B.ベニンホフ博士が早稲田大学の大隈重信に依頼されて学生寮「友愛学舎」を開いたことから始まります。早稲田奉仕園の活動に感銘を受けた米国のJ.E.スコット夫人からの多額の献金を基に、1921年(大正10年)礼拝、集会、イベントなどを行うこの多目的ホールが建設され、「スコットホール」と命名されました。スコットホールの施工監理を行ったのが早稲田大学建築学科の内藤多仲研究室でした。当時の内藤多仲教授と今井兼次助教授はその後それぞれ東京タワーと早稲田大学演劇博物館を設計して著名な建築家となっています。かつて早稲田奉仕園の活動を行っていた学生の中には数千人のユダヤ難民の命を救って「日本のシンドラー」と言われる杉原千畝がいました。また、友愛学舎の寮生の中にはソニーを設立した井深大もいました。当時と変わらぬ佇まいを見せるスコットホールからは今も学生たちの歌声やオルガンの調べが聞こえてきます。これからも次世代を担う若者たちが次々と巣立って行くことでしょう。この建物は1990年に東京都より「歴史的建造物の景観意匠保存」の指定を受けました。


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海沿いのカフェにて [35mmF1.4G]

風のない穏やかな日にはワンコOKの海沿いのカフェで一休み。

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タグ:カフェ 散歩 35G
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遅い紅葉 [35mmF1.4G]

年が明けてもなお紅葉が見ごろとは驚きです。

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正月の海岸 [35mmF1.4G]

人も疎らで、静かな時間が流れていました。

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タグ: 海岸 正月 35G
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大晦日 [35mmF1.4G]

2015年が暮れてゆきます。今年もたくさんのご訪問ならびにnice!やコメントをいただき、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。2016年が皆様にとって良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。

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タグ: 35G
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日暮れまで遊ぶ [35mmF1.4G]

誰もいなくなった海岸で棒を取って来る訓練です。当の本人(犬)は訓練ではなく遊びだと思っているらしく、気分が乗ると際限なく次を催促してきます。この日も日暮れまで何度も取って来てくれました。疲れると腹這いになって休んだり、棒をかじったりしていました。

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タグ: 海岸 動物
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Merry Christmas! [35mmF1.4G]

我が家の天使からもMerry Christmas!

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こっち向いて笑って [35mmF1.4G]

カメラ嫌いなウチの子はなかなか視線をくれません。

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これが限界でした。


タグ:動物 35G
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修善寺 [35mmF1.4G]

伊豆の修善寺は文豪とゆかりの深い温泉街です。夏目漱石や芥川龍之介が長期滞在したほか、尾崎紅葉が「金色夜叉」をこの地で執筆したり、井伏鱒二や川端康成の作品の中にも書かれていたりします。古い温泉街の風情が残されており、伊豆の小京都とも呼ばれています。街の中心を流れる北又川(桂川)にかかる5つの橋を、願いをかけながら渡ると恋が成就するという言い伝えがあり、「恋の橋めぐり」として人気があるそうです。ちなみに5つの橋にはそれぞれ別称(次の括弧内)がつけられていて、渡月橋(みそめ橋)・虎渓橋(あこがれ橋)・桂橋(むすばれ橋)・楓橋(よりそい橋)・滝下橋(安らぎ橋)となっています。竹林の小径は浴衣を着て下駄をカランコロン鳴らしながら歩きたくなる散歩道です。

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対岸に写る荒井旅館で尾崎紅葉の金色夜叉が執筆された

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桂橋(むすばれ橋)へ

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竹林の小径


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黒川温泉 [35mmF1.4G]

 熊本県阿蘇郡南小国町の山あいにある黒川温泉は、自然美と温泉情緒に溢れる素晴らしい温泉街でした。田の原川の渓谷沿いに二十数件の温泉旅館が点在していますが、どこも落ち着いた雰囲気の外観で、きれいに手入れが行き届いている印象を受けました。今では行きたい温泉ランキングなどの企画で必ず上位に入る黒川温泉ですが、その地位を築くまでのエピソードには興味深いものがあります。

 元々は湯治場であったこの温泉街は、立地の不便さから、かつて衰退の一途をたどっていました。ところが、1970年代後半に入って、旅館の2代目たちがUターンによりこの地に帰ってきたことから状況が一変します。彼らは温泉組合の青年部を組織し、温泉街の再興策を模索し始めます。彼らはまずデザインもまちまちで派手なだけの200余りの案内看板を全部撤去することを決めました。そして黒地に白文字に統一した木製の共同看板を立てることにしました。そして「街全体が一つの宿、通りは廊下、旅館は客室」という共栄共存のビジョンを打ち立てます。このビジョンに基づき、全旅館の露天風呂の中から3つを選んで自由に入浴できる「入湯手形」を発行して温泉街全体の活性化を図ると、それが好評を博しました。旅館組合のこのビジョンはさらに南小国町の「街づくり協定」に発展し、住民ぐるみでふるさとの景観を守って行こうという機運につながりました。こうして山奥ならではの良き温泉街の雰囲気が守られるようになったのです。黒川温泉の名声は国内のみならず海外にも知られることとなり、2009年にはフランスのMichelin Green Guide Japonで2つ星を獲得しています。

 このムーブメントの中心になったのが旅館「新明館」の後藤哲也氏(当時24歳)でした。彼はひたすら魅力的な温泉づくりを目指しました。ノミ一つで3年半の歳月をかけて30メートルの洞窟風呂を作ったり、自ら露天風呂に雑木を植えて剪定をし、絵になる温泉づくりを実践しました。こうして新明館は繁盛しましたが、後藤氏はそれだけに留まらず、共栄共存の信念から、惜しむことなくこの手法を他の旅館にも伝授しました。そして地域が一体となって絵になる温泉づくりが広まって行ったのです。最初は変人扱いされていた後藤氏ですが、今では「ノミとハサミで黒川温泉を変えた男」「黒川温泉の父」などと呼ばれ尊敬を集めているそうです。

下の写真はすべて後藤哲也氏が手がけた旅館の一つ「山みず木」にて撮影したものです。庭の手入れは完璧で、渓流沿いの露天風呂はマイ・ベスト3に入る素晴らしい温泉でした。

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竹瓦温泉 [35mmF1.4G]

大分県別府市の市街地に竹瓦(たけがわら)温泉という共同浴場があります。この特徴的な建物は1938年(昭和13年)に建てられたもので、昭和初期のレトロな雰囲気を演出しています。竹瓦温泉の名前の由来は、1879年(明治12年)に地元の漁師さんが港近くのこの地に湧き出る温泉に簡素な浴場を作り、その屋根が竹葺きであったことからとされています。現在はむしろ重厚な瓦葺き屋根になっているので、当時の面影は全くありません。この浴場は今は市が運営しているため、わずか100円でレトロな雰囲気と良質な天然温泉を楽しめます。源泉の温度は42℃から57℃と高めで、日によっては長く浸かっていられないほど熱いそうです。しかし、熱いからと言って湯船の縁に腰掛けたりすると暗黙のルールに抵触するらしく、地元のおじいさんに叱られることもあるそうです。

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三分一湧水 [35mmF1.4G]

山梨県北杜市に三分一湧水(さんぶいちゆうすい・さぶいちゆうすい)と呼ばれる水源があります。昭和60年に「日本の名水百選」に選ばれた八ヶ岳南麓高原湧水群の一つで、1日に8500トンの水が湧き出る豊かな泉です。八ヶ岳の山々からの雪解け水が伏流水となって湧き出たもので、水温は年間を通して約10℃なのだそうです。ペットボトルを手に持って汲んでみましたが、ボトルが一杯になる前に水に浸けた手が冷たくて我慢ができなくなるほどでした。三分一湧水という名前の由来は、戦国時代に水争いをしていた3つの村に均等に配水するために、武田信玄が湧水を3方向に分ける堰を作らせたこととされています。今も石造りの四角い枡の1辺から湧水を取り込み、残りの3辺から均等に水を取り出す仕組みは昔のままで、それを農業用水に利用しています(ただし、この枡は大正11年に作られたものだそうです)。飲んでみると、冷たくてまろやかな美味しい水でした。湧水を取り巻く林にはひんやりと清清しい空気が漂っていました。

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水を均等に分けるための枡。左側から入った水が3方向に流れ出して行く。

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辺りは明るい林

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水の流れる音が心地良い


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朝の空気 [35mmF1.4G]

早起きして高原の木々の中を歩くと、心身ともに浄化されてゆくように感じます。

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吐竜の滝 [35mmF1.4G]

山梨県北杜市の川俣川渓谷に吐竜の滝(どりゅうのたき)という落差10メートルほどの滝があります。竜が水を吐くように見えることからこの名が付いたと言われています。八ヶ岳からの地下水が湧き出たもので、真夏でも水温は低く、長時間足を浸けていられないほどです。辺りはとても涼しく、清らかな流れを眺めながら一日中そこで過ごしたくなるような場所でした。

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「ずっとここに居たい♪」


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高原の朝 [35mmF1.4G]

鳥のさえずりで目が覚めると、清々しい朝が訪れていました。
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コールマン [35mmF1.4G]

ワンコ連れ2家族でオートキャンプに行きました。テントを設営して一休みしたら、暗くなる前に夕食の準備を始めます。メインディッシュはバーベキュー。鶏肉、豚肉、牛肉、野菜、おにぎり・・・・炭火で焼くと何でも美味しく感じるのはなぜでしょう。

夕食が終わり、ふと辺りを見渡すとキャンプ道具のほとんどはコールマンの製品であることに気付きます。別に、示し合わせた訳でも、意識して集めた訳でもありませんが、両家族が持ち込んだアウトドアグッズにはランタンのマークか"Coleman"のロゴが付いたものばかりでした。テント、シュラフ、バーベキューグリル、ツーバーナーコンロ、ガソリンランタン、チェアーなどなど。どれも痒いところに手が届くように工夫された製品ばかりです。だからこそ、これだけアウトドアファンに支持されるのでしょう。

コールマン社(Coleman Company, Inc.)は1900年にWilliam Coffin Coleman氏がオクラホマ州で設立したHydrocarbon Light Companyという会社が前身になっています。タイプライターのセールスマンだった彼がアラバマ州のドラッグストアに灯るガソリンランタンを見てその将来性を見出したのがきっかけでした。その頃一般的であった照明器具は灯油を燃料とするランプで、不安定な橙色の光と大量のススを放つ代物でした。しかし彼が見たその店のランタンは非常に安定した白く強い光を放ち、ススがほとんど出ない物だったのです。店の棚に並ぶ薬ビンの裏に印刷された小さな文字まで読むことができる明るさに衝撃を覚えました。この体験から彼はHydrocarbon Light社を立ち上げ、ガソリンランタンの販売やリースを始めることになります。しかし当時のガソリンランタンは信頼性が低く、修理代がかさんで経営を圧迫しました。そこでColemanは自社でガソリンランタンを開発することを決心します。Colemanが開発したランタンは壊れにくく、まずは農場や牧場で支持され、更には軍にも採用されるまでになりました。その後、照明のほか、調理用のガソリンストーブを製造するなど、次第に商品群を拡げて行きました。1920年代に入り、米国にモータリゼーションブームが起こると、オートキャンパーたちにColemanの製品が注目されるようになり、Outdoor Companyの地位を確立して行きました。

一人のビジネスマンの直感と決断、そして時代を読む力が100年を経ても益々影響力を増す会社を作り上げたとは、とても興味深い話です。

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ガソリンランタンはコールマンの原点

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バーベキューグリルとテント

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ツーマントルランタンとツーバーナー。どちらも燃料はホワイトガソリン

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浜辺でタイ料理を [35mmF1.4G]

タイ料理レストランが由比ガ浜に海の家を開設したという情報を聞きつけ、サイクリングがてら夕飯を食べに行って来ました。すっかり陽が暮れた砂浜にはいくつもの仮設店舗に明かりが灯り、多くの人で賑わっていました。その中の一つが「3Gリゾート タイ村」で、江ノ電の長谷駅から徒歩5分のところにある「タイ村889」というレストランが出店している海の家です。我々の世代は海の家と言うと砂でザラザラしたゴザ敷きの、薄暗い更衣室兼休憩所を想像しますが、今時の海の家は昔とは全然違います。デッキあるいはテラスに椅子とテーブルが並び、明るく開放的な雰囲気です。東南アジアのリゾート地にあるフードコートやホーカーセンターと言った趣きです。海風に吹かれながら、暫し無国籍なリゾート気分を味わいました。

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雰囲気は東南アジアのフードコート

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ソムタム(青パパイヤサラダ)

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パッタイ(ビーフン焼きそば)

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クァイティオ(ライスヌードル)

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タイ料理にはシンハービール


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あじさい [35mmF1.4G]

紫陽花の見頃はそろそろ終わろうとしていますが、梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか。

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緑が増す [35mmF1.4G]

植物が一気に成長して緑が濃くなる季節。木々の葉が、雨の合間に射す強い日射しを和らげてくれます。

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葉っぱ in 葉っぱ


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入梅まで秒読み [35mmF1.4G]

西の方から入梅の便りが聞こえて来ました。晴れた日は初夏を感じる陽気ですが、関東地方にも着実に梅雨の足音が近づいています。

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猫の風格 [35mmF1.4G]

猫さんにはテリトリーを守る主の風格を感じます。

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タグ:70-300G 35G 動物
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釣り人と雲 [35mmF1.4G]

迫り来る雨雲。この後、通り雨に見舞われました。

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タグ:釣り 35G
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 [35mmF1.4G]

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SAL35F14Gは元を辿ると30年近く前に設計されたものですが、やはりこのレンズのボケ味や色乗りは格別だなあと思うのです。このレンズにしかない「味」があるのです。解像度の高さと収差の少なさだけが良いレンズの指標ではないことを物語っています。


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ランタナとセセリチョウ [35mmF1.4G]

ランタナは中南米原産の色鮮やかな花をつける植物で、和名を「七変化」と言います。赤、白、黄、橙などの花が次第に色合いを変えながら成長してゆくことから付いた名前だと思われます。広く観賞用に栽培され、今や世界中に帰化植物として定着しています。金平糖を連想させるような可愛らしい花ですが、果実には毒があるそうです。また、旺盛な繁殖力から、生態系や人間の活動への影響が大きいとして、国際自然保護連合が選定した「世界の侵略的外来種ワースト100」にリストアップされています。人間が勝手に拡散しておいて悪者扱いですから、ひどい仕打ちですね。

セセリチョウはアゲハチョウに比べ、胴が太く、羽根が小さく、全体的にずんぐりとした体形をしています。その容姿から蛾に間違えられることもあります。しかし胴が太いのは羽根を動かす筋肉が発達していることが原因であり、力強く羽ばたけることから機敏に飛行することができます。ヒラヒラと優雅に舞うアゲハチョウが女性的とするならば、力強く飛ぶセセリチョウは男性的な蝶と言えるでしょう。

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薄暮の空 [35mmF1.4G]

夕暮れ時のマジックアワーを過ぎて、薄暮から夜へと向かう頃。カメラを持っていると無意識にレンズを空に向けています。空の色が刻々と変化する中、思いがけない表情を見せてくれないかと淡い期待を抱きながら。

近年のデジタルカメラにおける撮像素子の高感度化、ノイズの画像処理、手振れ補正技術などの進歩は目覚しく、薄暗い環境でも手持ちで気軽に写真が撮れてしまうのには驚きます。

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光と戯れる [35mmF1.4G]

写真は光と影が織り成すアートだと思っています。なのでトリッキーな光線に出会うと、どうやって攻略しようかとあれこれ考えながら楽しくなってきます。撮像素子のダイナミックレンジ(銀塩フィルムのラティチュードに相当)が狭いことを利用して暗いところを沈めてしまおうか、はたまたカメラのHDR(High Dynamic Range)機能を用いて銀塩フィルムでは撮れなかったような画にしてみようか、、、。最近はカメラの機能が上がってきているので、表現の幅も拡がっているように思います。2枚目の写真はα99のHDR機能を用いて撮ったものですが、通常ならば黒くつぶれてしまう葉の緑色がそれほど不自然さはなく再現されています。このレベルならば積極的に使ってみても良さそうです。

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クイーンの塔 [35mmF1.4G]

「クイーンの塔」の愛称を持つ横浜税関の建物は1934年(昭和9年)3月に完成しました。関東大震災で旧税関庁舎が倒壊後、しばらくはバラックの平屋で税関業務が行われていましたが、当時の大蔵大臣・高橋是清の「失業者救済のため土木事業を興すべき」との発言を受けて新庁舎の建設が開始されました。特徴的なイスラム寺院風のドームを備えた塔は、最初の計画では高さ47メートルになる予定でした。しかし、既に完成していた「キングの塔」こと神奈川県庁本庁舎が49メートルであったことから、「日本の表玄関にふさわしい税関庁舎を」との金子隆三税関長の意向を酌んで51メートルに変更されました。アーチやクラシカルな装飾を多用した外観はロマネスク様式の影響を強く受けています。正面玄関にある「横濱税関」の表札は高橋是清の直筆を基に作製されたと伝えられています。2001年に横浜市認定歴史的建造物に指定されました。

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クイーンの塔こと横浜税関

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こちらは1961年1月に完成した横浜マリンタワー。横浜三塔ではないが横浜のシンボルの一つだ。


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キングの塔 [35mmF1.4G]

横浜のベイエリアを歩いていると目立つ建物がいくつかあります。その一つが「キングの塔」と呼ばれる神奈川県庁本庁舎です。関東大震災で旧庁舎が焼失したため、1927年(昭和2年)1月から新庁舎の建設工事が始まり、1928年(昭和3年)10月にこの建物が完成しました。総工費が275万円という事ですから、貨幣価値の変化を感じます。幾何学的な独特の装飾模様はライト様式と呼ばれ、昭和初期に大流行したものだそうです。ライトとはもちろん旧帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトですが、ちなみにこの建物はライトの作品ではありません。公募で入選した案を基に県が設計したそうです。洋式の建物に和風の塔や寺院風の屋根を載せたものを帝冠様式と呼ぶそうですが、この建物はその後流行することになる帝冠様式の先駆けとなったようです。高さ49メートルの塔を備えたこの建物は1996年に国の登録有形文化財に指定されました。ところで、なぜこの建物がキングの塔と呼ばれるかというと、外国船員が昭和初期に横浜沖から見える3つの高い建物をトランプのキング、クイーン、ジャックに見立てて、それを目印に入港していたからだそうです。他の2つの建物も現存していて、クイーンは横浜税関、ジャックは横浜市開港記念館です。

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「キングの塔」こと神奈川県庁本庁舎

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夕暮れの海水浴場 [35mmF1.4G]

まだ梅雨が明けていないこともあり、夕暮れ時になると海水浴場はもの寂しくなります。

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タグ: 35G 海岸
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宵の梅一輪 [35mmF1.4G]

少し前にみつけた初梅。今頃はこの木も満開になっていることでしょう。

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タグ:植物 35G
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