アルミホイール補修 [Lexus IS 300]
遂にやらかしてしまいました。愛車のアルミホイールにガリ傷を付けてしまいました。それはとある都内の裏通りでした。幅員2メートルほどの車1台がやっと通れる道で、右には電柱が、左には縁石が迫っていました。電柱に右のドアミラーをぶつけないように細心の注意を払って無事にクリア。しかしそちらに気を取られるあまり、左の縁石に近づきすぎて左フロントのアルミホイールをガリっとやってしまったのです。このタイヤにはリムガードが付いているのですが、実際には何の役にも立ちませんでした。縁石は認識していたので、悔やんでも悔やみきれません。しかし悔やんでいるだけでは何の問題解決にもなりませんので、自力でできるだけの補修を試みることにしました。
あまり見たくはありませんが、現状確認のために傷の程度を確かめます。すると長さ10cm強にわたってアルミがむしれた痛々しい傷がありました。トゲトゲしたバリが危険なので、最初に金工用のダイヤモンドやすりを使って表面を均しました。バリが肌に刺さらなくなったところで傷の周囲をマスキングテープでカバーして補修を開始しました。
あまり見たくはありませんが、現状確認のために傷の程度を確かめます。すると長さ10cm強にわたってアルミがむしれた痛々しい傷がありました。トゲトゲしたバリが危険なので、最初に金工用のダイヤモンドやすりを使って表面を均しました。バリが肌に刺さらなくなったところで傷の周囲をマスキングテープでカバーして補修を開始しました。
痛々しいアルミホイールのガリ傷
金工用やすりでバリを取ったあとに傷の周囲をマスキング
まずはサンドペーパーで傷を平らにして行きます。今回は手持ちの180番、320番で順番に削って行き、その後に800番の耐水ペーパーで水研ぎしました。すると突出したところが取れてホイールのリムはおおよそ平坦化されましたが、大きな傷は溝状になって残ってしまいました。それ以上研磨するとリムがえぐれてしまうのでサンドペーパーを使うのはそこまでにしました。次にサンドペーパーの研磨傷を消すために金属磨き用のコンパウンド「ピカール」を使用して艶出しをしました。その結果、遠目にはガリ傷は目立たなくなりました。しかし良く見るとまだ溝状の傷が見えます。そして私の心の傷も深く残ったまま。溝状の傷は冬にタイヤ交換でホイールを外した時に、ホイール補修用のパテを使って穴埋めして行こうと思います。(果たして心の傷は穴埋めできるのか?)
180番、320番のサンドペーパーで順に平坦化した後に800番の耐水ペーパーで水研ぎして行く
180番のサンドペーパーで大きな凹凸を平坦化したところ
さらに320番で均した後に800番の耐水ペーパーで水研ぎしてマスキングテープを剥がしたところ
最後に金属磨きのピカールで艶出しして遠目にはガリ傷が目立たなくなった
鏡面仕上げの強い味方ピカール
30歳になりました [ZZ-R1100]
気が付けば我が愛車ZZ-R1100が満30歳になっていました。この子とは30年間で九州地方を除く国内のほとんどの地方を走りました。その間、大きな故障もなく元気に走ってくれました。トラブルと言えるのはプラグホール周りのオイル漏れでヘッドガスケットを交換したことと、スターターボタンが破損したことくらいです。あとは盗難に遭いかけてキーシリンダーを壊されたので交換したり、キャブレターのオーバーホールと燃料タンク内の錆取り、ハブダンパーや燃料系ホースの交換などをしましたが、それらは修理と言うよりはメンテナンスの範疇でしょう。毎回ユーザー車検を行っているので過剰整備は一切していませんが、ほとんど壊れたことがない信頼性の高さにはただただ感心するばかりです。一方、通算で4回ほど立ちごけをしたために、左右のカウルが傷だらけになってしまいました。しかしこれは乗り手側の問題なので、愛車に対して申し訳ない気持ちで一杯です。30年間の感謝を込めて念入りに洗車し、車検に備えて点検整備を行いました。
洗車の仕上げはWako'sのVarious Coatでヌルテカに
車検前にオイル交換も行っておく。ドレンワッシャは新品に交換。
きれいなオイルは気持ちが良い
廃油受けにはスニーカの箱と切り刻んだ新聞紙を入れたビニール袋を使用
30年間使用したハンドルグリップ。だいぶ摩耗してしまった。
Uターン練習で立ちごけして付けた右カウルの傷
左カウルの傷は猪苗代湖の駐車場、渋滞のいろは坂、仙台市内で停車中の計3回の立ちごけによるもの
最近発見したヘッドライト横の凹みと割れはおそらく駐車中に他車のハンドルを当てられてできたものと思われる
車検用の点検整備完了