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ドア・ストライカー・カバーの修理 [BMW 325i Touring]

 BMW 325i Touring(E91)はステーションワゴンタイプのクルマなので後部にリアゲートがあります。そのリアゲートのドアは、ドア側に付いた金具(ロック)とフロア側に付いた金具(ストライカー)が篏合することでロックされる仕組みになっています。そしてリアゲートのドアを開けた時にストライカーが露出してしまわないように、バネでせり上がって来るフラップ状のドア・ストライカー・カバーが付いています。しかしその樹脂製のカバーの周囲が割れてしまいました。どうやら荷物の積み下ろしの際に荷物の固い部分が当たってしまったようです。仕方がないので外して修理することにしました。

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荷室のドアをロックするストライカー(U字の切欠きから見える金具)とそれを隠すカバー。ドアが開いている時にフラップ状のカバーでストライカーを隠す仕組みになっている。

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フラップを支持している枠の部分が割れてしまった

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カバー全体を外して裏返したところ

エポキシ接着剤で接着することも考えましたが、今回は手っ取り早くグルーガンで補修することにしました。最初に形を整え、粘着テープで仮止めします。次に割れ目の裏側からグルーガンでホットメルト接着剤を厚盛りして接合すると同時に補強します。冷え固まったら完了です。

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粘着テープで仮止めする

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グルーガン(3M Scotch-Weld Hot Melt)で割れた部分を接合することにした

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ホットメルト接着剤を厚盛りして補強する

と、ここまでは良かったのですが、補修したカバーを車体にパチンとはめる際の衝撃で枠の別の所が割れてしまいました。カバーの樹脂自体が経年劣化で非常に脆くなっていたのです。そもそも脆くなっていたために、荷物が当たっただけで割れてしまったようです。欧州車は樹脂製部品を多用する傾向がありますが、その材料選びが下手なような気がします。おそらく信頼性試験が不十分なのでしょう。日本の自動車メーカなら、加速試験によって長期間使用した後に部品がどのように劣化するかを必ず確認します(実際には部品の下請けメーカに確認させて過剰な品質を保証させます)。従って十数年程度の経年劣化で壊れてしまうような部品を使うことはほとんどありません。この辺りの設計基準の差が日本車の信頼性の高さにつながっているのだと思います。
 泣く泣く新たな割れ目も同じようにグルーガンで補修しました。車体にはめ込む時の衝撃で再び割れてしまわないように、今度は粘着テープで部品全体を養生し、腫れ物に触るように丁寧に取り付けました。元々の割れ目よりも新たに出来てしまった割れ目の方が目立ってしまいとても残念な気持ちですが、とりあえず補修は完了しました。

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車体にはめ込む衝撃で割れてしまわないように粘着テープで養生して慎重に組み込んだ

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修理完了。枠の左側の新たな亀裂が悲しい。

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海岸爆走族 [FE 24mm F2.8 G]

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久々の再会 [FE 24mm F2.8 G]

都会に引っ越してしまったP君と久々に再会しました。お互いに覚えていたらしく、すぐにじゃれ合って遊んでいました。1日中一緒に歩いて満足そうなワンコたちでした。

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