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上を見れば [70-300mm F4.5-5.6 G SSM]

木々の緑が眩しく輝き、季節は例年通りに巡っていることを感じさせてくれます。

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お友達 [70-300mm F4.5-5.6 G SSM]

 ラブラドール・レトリーバーのYちゃんとダルメシアンのMちゃんは、うちの愛犬の仲の良いお友達です。お散歩で一緒になると、追いかけっこをしたり、取っ組み合いのプロレスごっこをしたりと、実に楽しそうに遊びます。放っておくとずっと遊んでいられるくらい仲良しです。YちゃんもMちゃんも年上で性格は優しく、上手にうちの子の相手をしてくれます。いつもお転婆娘の面倒を見てくれてありがとう。

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色違い [135mm F2.8 [T4.5] STF]

 植物には色違いの花を付ける近縁種を持つものが少なくありません。似たような生育環境を好むためか、それらが同じ場所に群生しているのを見かけることもあります。散歩の途中で良く見られるのがカタバミやツメクサの色違いです。

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カタバミの花(黄色)とイモカタバミの花(赤紫色)

 カタバミはツメクサに似た3枚の葉を持つ植物で、古くから家紋のデザインとして用いられています。ツメクサの葉は丸い形であるのに対して、カタバミの葉はハート形になっているのが特徴です。通常、カタバミの花は黄色ですが、近接種に赤紫色の花を咲かせるイモカタバミという種類があります。地下茎に芋のような塊を付けるのでそのような名前になったようです。日本に入って来たのは案外最近のことで、戦後に観賞用として南米から輸入されたということです。

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クローバーとして知られるシロツメクサ

 シロツメクサ(白詰草)は別名クローバーとも呼ばれ、全国に広く分布しています。元々は牛の飼料として明治時代に栽培が開始されたのですが、今では帰化植物となってどこでも見られる身近な植物になっています。「詰草」の名前は江戸時代にオランダから輸入されたガラス製品の緩衝材として梱包に詰められていたことに端を発しているそうです。シロツメクサの近縁種にムラサキツメクサ(アカツメクサとも言う)があり、薄紫色の花を咲かせます。

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ムラサキツメクサ(またはアカツメクサと呼ばれる)は紫の花を付ける

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返しなさい! [35mmF1.4G]

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1歳になって知恵がついて来たこともあり、退屈な時には構って欲しくていたずらをします。一番良くやられるのがスリッパを持って行かれること。返しなさいと言うと逃げ回り、それを楽しんでいるようです。毎回付き合うのが面倒なので無視していると、これ見よがしに目の前に来て「ちゃんと叱って」と催促します。毎度茶番劇のように同じことが繰り返されるので飼い主はいささか疲れています。

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ハルジオンとヒメジョオン [135mm F2.8 [T4.5] STF]

 ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)は共に北アメリカ原産のキク科の植物で、明治時代前後に日本に入って来ました。今では日本全国どこでも広く見られる帰化植物になっています。いずれも在来植物の生育を脅かすおそれのある要注意外来生物に指定されています。松任谷由実さんの楽曲「ハルジョオン・ヒメジョオン」(1978)でこれらの植物の名を知った方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、それまでは「貧乏草」という可哀想な俗称しか知りませんでした。因みにユーミンは韻を踏むためにあえて「ハルジョオン」と表記したのかも知れませんが、植物名としては「ハルジオン」が正しい表記のようです。
 この2つの植物はとても良く似ていて、一見しただけではどちらなのかを判別することが難しいと思います。しかし次の2点を覚えておくと簡単に見分けることができます。一つは花弁の形です。ハルジオンは糸のような花弁であるのに対して、ヒメジョオンは多くの菊に見られるような平らな舌状の花弁を持っています。もう一つは葉の付き方です。ハルジオンは葉の生え際が茎の周囲を取り囲むようになっているのに対して、ヒメジョオンは茎からスッと枝分かれするように葉が生えています。

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これはハルジオン

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上の写真を拡大すると、花弁が糸状になっており、葉が茎を取り囲むように生えていることがわかる

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こちらはヒメジョオン

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これもヒメジョオン

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上の写真を拡大すると、舌状の花弁と、スッと枝分かれした葉の付き方が良くわかる

 上記2点を知っていれば大抵の場合は見分けることができますが、その他にもいくつかの違いが見られます。例えば、ハルジオンの花期が4月から6月の春であるのに対して、ヒメジョオンは5月から8月のどちらかと言うと夏の花になります(今の時期は両方が咲いているので決定的な判断材料にはなりませんが)。また、ハルジオンの蕾は下を向いて首を垂れたような形であることが多いのに対して、ヒメジョオンは上を向く傾向があります。ハルジオンは花の色が少しピンクがかっているものがありますが、ヒメジョオンは白い物が多いという傾向もあります。さらに、茎の内部が空洞なのがハルジオン、白いスポンジ状の組織で満たされているものがヒメジョオンという判別法もあります。

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