高尾山登頂 [35mmF1.4G]
首都圏の各都県による外出自粛要請が出される一週間前のこと。東京都八王子市高尾町にある高尾山(599メートル)に愛犬と一緒に登りました。高尾山は都心からも近く、いくつもの登山道が整備されていることから、年間の登山者数が世界一多い山(約300万人)として知られています。古くから修験道が盛んで、天狗が住む山と言われて来ました。
高尾山には1号路から6号路までの6つの自然研究路の他、いくつもの登山ルートがあります。ケーブルカーやリフトを利用すると標高500メートルくらいまで一気に登って来ることもできます。ケージに入れた小型犬であればケーブルカーを利用することができますので、ワンコ連れで登って来られる方も多くいらっしゃいます。ウチのワンコはケーブルカーに乗れないため、登山口から薬王院の表参道でもある1号路を登ることにしました。1号路はほぼ全行程が簡易舗装されていて歩きやすいのですが、途中、つづら折れの急勾配が続く区間があります。段々と足取りが重くなって行く人間を尻目に四駆のワンコは意気揚々と登っていました。薬王院までのほぼ中間地点に金毘羅台という展望が開けた地点があります。そこからは八王子の市街地越しに新宿方面が見渡せます。
1時間余り登ると薬王院に到着します。薬王院は真言宗智山派の大本山ですが、参道には鳥居が建っていて、明治以前の神仏習合の名残りが見られます。本堂、本社、奥之院とお参りしながら更に30分ほど登ると山頂に到着です。山頂に着いて驚いたのは繁華街の雑踏のような人の多さです。特にお子さんと一緒のご家族が多く見られ、コロナ騒ぎで行き場を失った影響を垣間見たような気がしました。前日降った雨と強い風が空気中の塵を洗い流してくれたおかげで、山頂からは富士山がくっきりと見えました。塵と一緒に新型コロナウイルスも一掃されれば良いのにと思わずにはいられませんでした。
一気に開花 [DSC-RX0]
春分の日の3連休は暖かい日が続いて桜が一気に開花しました。関東地方では染井吉野が6~7分は咲いたのではないでしょうか。連休の最終日に思いがけず見頃の桜に出くわしました。しかしそんな時に限って一眼レフカメラを持っていません。そこでポケットに入っていたDSC-RX0で撮っておくことにしました。このペースでは来週末はおそらく散ってしまうでしょうね。
河津桜 [35mmF1.4G]
3月14日に靖国神社の桜(染井吉野)が咲いていることが確認され、観測史上最速の開花宣言となりました。記録的な暖冬を象徴するような出来事でした。染井吉野よりも早く咲く河津桜も今年は早々に開花し、約1ヶ月の間、人々の目を楽しませてくれました。
早咲きで濃い色の花が特徴の河津桜は、1955年に静岡県の河津川沿いの雑草の中から偶然発見されました。その1本の若木が大島桜と寒緋桜の自然交雑による新しい品種だと判明すると、1975年に河津町はその桜を町の木に指定しました。それを契機に河津川沿いに河津桜が植樹されるようになり、河口から3kmにも及ぶ立派な桜並木が形成されました。現在では毎年2月になると「河津桜まつり」が開催され、大勢の観光客で賑わっています。最初に発見された原木は今でも発見者宅の庭先に現存し、樹高約10メートルの大木となっているということです。
早咲きで濃い色の花が特徴の河津桜は、1955年に静岡県の河津川沿いの雑草の中から偶然発見されました。その1本の若木が大島桜と寒緋桜の自然交雑による新しい品種だと判明すると、1975年に河津町はその桜を町の木に指定しました。それを契機に河津川沿いに河津桜が植樹されるようになり、河口から3kmにも及ぶ立派な桜並木が形成されました。現在では毎年2月になると「河津桜まつり」が開催され、大勢の観光客で賑わっています。最初に発見された原木は今でも発見者宅の庭先に現存し、樹高約10メートルの大木となっているということです。
Happy Birthday [35mmF1.4G]
うちの愛犬が1歳の誕生日を迎え、ドッグフードのケーキでささやかなお祝いをしました。我が家に来たときは生後2ヶ月で、体重は8kgでした。その後もスクスクと育ち、今では28kgになりました。近所にもたくさんワンちゃんのお友達ができて、毎日元気に追いかけっこしたり、取っ組み合いで遊んだりしています。おめでたいはずの誕生日ですが、あまりにあっという間の10ヶ月でしたので、5歳、10歳の誕生日もすぐに来てしまうのではないかと今から杞憂してしまいます。これからはできるだけゆっくりと歳を取って欲しいと願わずにはいられません。