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白兎神社 [その他]

鳥取砂丘から西に13kmほどの所に白兎神社(はくとじんじゃ)があります。ここは「古事記」に出て来る「因幡の白兎」を神格化した白兎神が祀られている神社です。神話では、日本海に浮かぶ島に住んでいたウサギがサメを騙して海面に整列させ、その背中を伝って本土に渡りました。ところが、ウサギの策略だと知ったサメが怒ってウサギの皮を剥がしてしまいます。そこに通りがかったのが大国主命で、彼は多くの兄弟たちと競って因幡に住む八上姫に求婚に行く途中でした。ウサギが助けを求めると、兄弟たちは「海水で洗えば治る」と誤った治療法を教えますが、それでは治りません。一方、大国主命は「真水で洗ってガマの穂の上で休めば治る」と教えます。大国主命の言う通りにするとウサギの傷は完治し、ウサギは大国主命に感謝します。そしてウサギは「八上姫は必ずや優しい大国主命の妻となるだろう」と予言し、その通りになったということです。このことから、白兎神社は縁結びの神様と言われるようになりました。また、我が国のラブストリー発祥の地とも言われています。

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拝殿と立派な注連縄

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こちらが本殿

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因幡の白兎が住んでいた離れ小島

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