鳥取砂丘 [nature]
鳥取県を代表する観光名所と言えば、やはり鳥取砂丘でしょう。初めて訪れた時にはそのスケールの大きさに感動を覚えました。中国山地を形成する花崗岩が風化してできた大量の砂が川から海へ流れ出し、潮流と強風によって吹き上げられたのがこの鳥取砂丘です。高低差は90メートルにも及び、砂丘の頂上からは美しい日本海が見晴らせます。今回久しぶりに訪れてみても、やはり自然の偉大さを感じずにはいられませんでした。砂丘の横にはすり鉢状の低地があります。砂丘一帯に染み込んだ水が一番低い所に現れるので、すり鉢の底はいわゆるオアシスとなっています。季節によっては1メートル以上の深さの池になることもあるそうです。オアシスの周りは草原化が進み、20年以上前にツーリングで訪れた時よりも緑色に見える面積が何倍にも拡大していました。数十年後には砂漠のような景色は見られなくなってしまうのではないかと危惧します。
砂丘とオアシス
砂丘の頂上を目指す
頂上からは真っ青な日本海が見渡せる
オアシスは急激な草原化が進んでいる
修学旅行生も多い
裸足で一目散に走り出す。青春だなあ。