ここ龍口寺は日蓮上人ゆかりのお寺です。鎌倉時代に幕府から疎んじられた日蓮は捕えられて当時処刑場だったこの地で斬首されることになりました。ところが、処刑直前に対岸の江ノ島方面から火の玉が飛んできて、目がくらんだ斬首役人は首を切ることができなかったそうです。刀が3つに折れたという言い伝えもあるとか。火の玉の正体は落雷ではないかと考えられています。何はともあれ処刑が中止となり命拾いした日蓮ですが、その後3年間は佐渡への流罪となってしまいます。
龍口寺の境内には重厚な木造の書院があります。これは信濃国の養蚕御殿と呼ばれた松代藩の藩邸を移築したものだそうです。
危ういところで落雷ってすごいタイミングですね。
書院は落ち着いた佇まいです。
by ナビパ (2016-06-23 07:19)
ナビパさん
言い伝えには相当な脚色もあると思うのですが、それにしても何かすごいパワーを持った方だったのでしょうね。
良くできた和風建築は古くなっても良い味わいを見せてくれますね^^
by ZZA700 (2016-06-23 08:23)