江ノ電の車両 [その他]
江ノ電こと江ノ島電鉄の車両を見ていると、案外たくさんの種類が走っていることに気付きます。いったい何種類あるのだろうかと調べたところ、現行の車両は6種類あることがわかりました。今までに撮った写真を確認してみると、そのうちの5種類が写っていましたのでご紹介します。
<20系>まずは20系から。2編成しかないらしいのですが、一番数多く写っていました。2002年から導入された比較的新しい車両です。フロントのレトロな雰囲気の窓とライトが特徴です。
わずかに残る鉄道・道路併用部分を走る20系。ここは半径28mの急カーブになっている。(腰越交差点にて)
腰越駅を出発する20系
七里ヶ浜駅に停車中の20系
<300系>現役車両で一番古いのが300系です。個人的には江ノ電と言うとこのタイプの車両を思い出します。1956年から導入が始まった車両で、6編成12両が製造されました。制動装置などを更新しながら長きにわたり使われ続けましたが、現在ではこの1編成2両だけになってしまいました。
七里ヶ浜駅付近を走る300系。現役車両で最も古い。
<1000系>1979年に登場した1000系は、それまでの古い車両に比べてとてもモダンで画期的だったようです。色々なカラーリングが施され、今でも6編成12両が活躍しています。
江ノ島駅に停車中の1000系
江ノ電らしからぬクリーム色とその後ろの青い列車。何れも1000系。(江ノ島駅にて)
1000系と2000系の競演(七里ヶ浜駅付近にて)
<2000系>2000系は1990年に登場し、グッドデザイン賞を受賞した車両です。大きなフロントガラスを備え、運転席の横に進行方向に向いて座れる客席が設置されているので、運転手気分で乗ることができるのが特徴になっています。3編成6両が走っています。
民家の軒先から出てくる2000系(稲村ヶ崎駅付近にて)
<10系>5番目に紹介するのは1997年に開通95周年を記念して造られた「レトロ⾞両」の10系です。オリエント急行を思わせる外観と木材を使ったゴージャスな内装が特徴です。車両の構成や性能は前述の20系と同じだそうです。写真には写っていませんが、顔も20系に似ています。特別仕様的な存在なので、10系と呼ばれるのはこの1編成しかありません。
海沿いを走るレトロ車両の10系(鎌倉高校前駅付近)
<500系>まだ写真を撮ったことがない唯一の車種が2006年に導入された最新鋭の500系です。VVVFインバータ搭載の省エネ車なのだそうです。2編成が走っているということなので、近い将来写真に収めることもできるでしょう。機会があったら紹介したいと思います。
旧型から新型車両までこの界隈に溶け込んでいて曰く感ないですよね。
地元では生活の足なのでしょうが観光にもひと役かってますね。
この時期ですと紫陽花との光景を思い浮かべます。素敵な光景なんですよね。
by ナビパ (2016-06-15 06:16)
10系って1編成だったのですね
何気によく撮っているのでもっと多いのかと思っていました
by さる1号 (2016-06-15 06:25)
ナビパさん
近年、江ノ電沿線の観光客数が増加しているのか、
週末はいつも満員ですね。
紫陽花や街並みを入れて写せる撮影スポットを探しながら散策するのも楽しそうですね^^
by ZZA700 (2016-06-15 08:16)
さる1号さん
良く見る車両と、そうでないものがありますよね。
編成数と遭遇確率は比例しないような^^;
10系はインパクトが強いので、特に印象に残る(レンズを向ける)という効果もあるかも知れませんね。
by ZZA700 (2016-06-15 08:23)