肉骨茶(Bak Kut Teh) [Singapore]
外食産業が盛んなシンガポールのローカルフードは安くておいしいことで有名です。代表的なものに肉骨茶(Bak Kut Teh)、海南鶏飯(Hainanese Chicken Rice)、咖椰吐司(Kaya Toast)などがあります。今回は肉骨茶をご紹介しましょう。
肉骨茶(バクテー)は豚のスペアリブを胡椒やにんにくの他、桂皮、丁子、八角などの薬膳スパイスで煮込んだスープ料理です。20世紀初頭に福建省あたりから来た港湾労働をする人々(苦力:クーリーと呼ばれた)の安くて栄養価の高い食事としてマレーシアやシンガポールに広まりました。私の知る限りでは、大きく分けてシンガポール・スタイルとマレーシア・スタイルの2通りの肉骨茶があります。シンガポール・スタイルは胡椒が強い辛目の味付けで、マレーシア・スタイルは薬膳スパイスが強く、多少甘目の味付けになっています。使用するスパイスはお店によって微妙に違い、それが各店の特徴となってそれぞれのファンを引き付けます。私がお気に入りのお店はシンガポール・スタイルの黄亜細肉骨茶餐室(Ng Ah Sio Pork Ribs Soup Eating House, 208 Rangoon Road)と発起人肉骨茶餐室(Founder Bak Kut Teh Restaurant, 347 Balestier Road)です。
料理ではありませんが、果物の王様と言われるドリアンもシンガポールの人々の大好物です。色々なグレードがあって、D-××とコードネームで呼ばれます。シーズンになると出店の前では皆さん真剣に品定めして買っています。ちなみに私はD-24が好みです。
おいしそうですね~^^
by niki (2011-06-22 17:11)
nikiさん
すご~くおいしいんですよ~♪
写真はイチオシの黄亜細肉骨茶餐室の物です。
by ZZA700 (2011-06-23 01:12)
パクテ―。一見鶏肉かと思ったら豚ちゃんなんですね。w
スパイシーな煮込みときいて、沖縄のラフテーだったかな、思いだしました。^^
by kimiko (2011-06-23 11:36)
kimikoさん
そうなんです。豚ばら肉を使うんですよ。
その点では沖縄のラフテーやソーキに似ていますよね。
ラフテーとは響きが似ているので、もしかしたら語源は同じだったりして?!
by ZZA700 (2011-06-23 23:49)
僕はカトン・ラスクが大好きでした^^
by aidesu (2011-06-25 06:20)
aidesuさん
シンガポールのカトン地区は魚介、ターメリック、ココナツミルクなどをベースにしたラクサというスープヌードルで有名ですよね。機会があればこのニョニャ料理についても書いてみたいと思います。
by ZZA700 (2011-06-25 12:21)